本問は、「適正使用」の「使用しない‐各論」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「テオフィリンが配合された鎮咳去痰薬は、乳児に神経過敏を起こすおそれがあるため、「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされている。 」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。「使用しない 女性系」を参考にしてください。
「テオフィリン」ですが、「適正使用」のみに登場し、「医薬品」には出て来ない成分です。
そのため、特に、「適正使用」で問われるので、ガチで押えておきましょう。
なお、当該「テオフィリン」は、「アレルギー症状」の人も「使用しない」となっています。
これも、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ビスマスを成分に含む止瀉薬は、海外において、長期連用した場合にアルミニウム脳症を生じたとの報告があることから、「1週間以上継続して服用しない こと」とされている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「アルミニウム脳症」のところです。
正しくは、「精神神経症状」です。
参考:連用しない各種
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、選択肢後半の「1週間以上継続して服用しない」は、ビスマスの正しい記述です。数字があるので、押えておきましょう。
んで、「ビスマス」ですが、「飲酒しない」でも出てくるので、チェックしておきましょう。
さて、選択肢の「アルミニウム脳症」ですが、「スクラルファート」などが対象で、「長期連用しない」となっています。
参考:長期連用しない
憶えるものだらけですが、少しずつ押えていきましょう。
選択肢cの「フェルビナクが配合された外用鎮痛消炎薬は、喘息発作を誘発するおそれが あるため、「ぜんそくを起こしたことがある人は使用しないこと」とされている。」ですが、正しい記述です。
これは、超基本問題です。
「フェルビナク」は、「ぜんそくを起こしたことがある人」は「使用しない」となっています。
よって、選択肢は、「正」となります。
「フェルビナク」は、「適正使用」の頻出論点なので、ガチで押えておきましょう。
参考:次の症状がある人
参考:長期連用しない
選択肢dの「鼻炎用点鼻薬は、二次充血、鼻づまり等を生じるおそれがあるため、「長期連 用しないこと」とされている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。「長期連用しない」を参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「答え」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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