本問は、「適正使用」の「安全対策」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
「適正使用」のド定番論点の出題です。
さて、選択肢には、「年月日」がありますが、過去の試験で、ここが問われたことはないので、こういうとアレですが、無視していいです。
まあ、ガチの年号が問われたら、速やかに「捨て問」にしましょう。
選択肢aの「 2003 年5月までに、一般用かぜ薬の使用によると疑われる間質性肺炎の発生 事例が計 26 例報告されたが、間質性肺炎は重篤な副作用であり、その初期症状 はかぜの諸症状と区別が難しく、症状が悪化した場合には注意が必要なことか ら、使用上の注意の改訂が指示された。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「一般用かぜ薬」で「使用上の注意の改訂」がなされました。
テキストの「一般用かぜ薬による間質性肺炎」を、熟読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢の「事例が計 26 例報告された」の数字は、無視していいでしょう。
選択肢bの「解熱鎮痛成分としてアミノピリン、スルピリンが配合されたアンプル入りか ぜ薬の使用により、1959 年から 1965 年までの間に重篤な副作用(ショック)に よる死亡例が発生した。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
テキストの「アンプル入りかぜ薬」を、熟読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「小柴胡湯による間質性肺炎については、1991 年4月以降、使用上の注意に記 載されていたが、その後、小柴胡湯とインターフェロン製剤との併用例による 間質性肺炎が報告されたことから、1994 年1月、インターフェロン製剤との併 用を禁忌とする旨の使用上の注意の改訂がなされた。」ですが、正しい記述です。
「小柴胡湯…間質性肺炎…インターフェロン製剤」は、ド定番中の定番論点です。ガチ暗記です。
また、「小柴胡湯による間質性肺炎」ですが、選択肢のように「使用上の注意の改訂」のほか、「緊急安全性情報」も配布されています。
併せてチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「塩酸フェニルプロパノールアミンは、用法・用量を超えて使用した場合や高 血圧症患者が使用した場合などに脳出血等の副作用が報告されたため、厚生労 働省から関係製薬企業に対し、代替成分への切替えの指示がなされた」ですが、正しい記述です。
これも定番論点です。
テキストの「塩酸フェニルプロパノールアミン含有医薬品(PPA)」を、キーワードの「高血圧症患者」や「脳出血」を押えながら、熟読しておきましょう。
なお、代替成分は、「プソイドエフェドリン塩酸塩(PSE)」です。これも、ガチ暗記です。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする