問は、「適正使用」の「医薬品の安全対策」についての問題です。「15日以内」に報告するものを問うています。最近、当該報告期限が問われるようになっています。テキストを精読し、解けるようになっておきましょう。
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本問の難易度は、「やや難」です。
なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。 解熱鎮痛成分として( a )が配合されたアンプル入りかぜ薬の使用による重篤な( b ) で、1959年から1965年までの間に計38名の死亡例が発生した。 アンプル剤は他の剤形(錠剤、散剤等)に比べて、血中濃度が( c )高値に達するため、 通常用量でも副作用を生じやすいことが確認されたことから、1965年、厚生省(当時)よ り関係製薬企業に対し、アンプル入りかぜ薬製品の回収が要請された。 a b c 1 塩酸フェニルプロパノールアミン 副作用(脳出血) 緩やかに 2 アミノピリン、スルピリン 副作用(脳出血) 緩やかに 3 塩酸フェニルプロパノールアミン 副作用(ショック) 緩やかに 4 アミノピリン、スルピリン 副作用(ショック) 急速に 5 塩酸フェニルプロパノールアミン 副作用(脳出血) 急速に 4
選択肢aは、「アミノピリン、スルピリン」となります。
「アンプル入りかぜ薬」の基本用語です。
アミノピリン、スルピリンは、「適正使用」にしか出てこないので、殊更に出ますよ。注意してください。
選択肢bは、「副作用(ショック)」となります。
これは、“こういうもの”として憶えるしかないですね。
選択肢cは、「急速に」となります。
急速に血中濃度が高くなるから、やばいわけです。
「緩やかに」だったら大ごとにならないですよね。テキストにも載らないですよ。
正解:4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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