本問は、「適正使用」の「救済制度の給付」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「用法・用量、使用上の注意に従って使用されていることが、救済給付の対象の基本であり、 医薬品の不適正な使用による健康被害については、救済給付の対象とならない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。定番論点ですね。即答ですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「給付の種類によっては請求期限が定められており、医療費は、支給の対象となる費用の支 払いが行われたときから2年を過ぎた分については請求できない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「2年を過ぎた分については請求できない」のところです。
期限は、「医療費の支給の対象となる費用の支 払いが行われたときから5年以内」です。
ですから、2年を過ぎた分でも請求できます。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については、国庫補助金で賄われている。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「給付費」のところです。
正しくは、「事務費」です。
手引きには…、
「救済給付業務に必要な費用のうち、給付費については、独立行政法人医薬品医療機器総合機構 法第19条の規定に基づいて、製造販売業者から年度ごとに納付される拠出金が充てられるほか、 事務費については、その2分の1相当額は国庫補助により賄われている。」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「副作用を発見した医療機関の給付請求を受け、薬事審議会の諮問・答申を経た後、厚生労 働大臣が判定した結果に基づき、各種給付が行われる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「副作用を発見した医療機関の給付請求」のところです。
給付請求ができるのは、本人かその家族です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
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