登録販売者 愛知県 過去問+解説 令和7年度(2025年度)午後第49問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「適正使用」の「医薬品PLセンター」についての問題です。「相談すること」は、数が多くて、費用対効果が悪いです。先に「使用しない」を済ませてから、「相談すること」を見ていきましょう。時間がない人は、「捨て問」でもいいです。

愛知県 午後第49問‐医薬品PLセンター

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「医薬品副作用被害救済制度の対象とならないケースのうち、製品不良など、製薬企業に損 害賠償責任がある場合には、「医薬品PLセンター」への相談が推奨される。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「製薬企業に損 害賠償責任がある場合」なので、ゆめゆめ見落とさないように!

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「日本製薬団体連合会において、平成7年7月の製造物責任法(PL法)の施行と同時に開 設された。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 年号・年月日は、問われたことがないので、平成7年7月とかに神経質になる必要はありません。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「 医薬品、医薬部外品及び医療機器に関する苦情の相談を受け付けている。」ですが、誤った記述です。

 定番の奴ですね。

 医療機器は、対象外です。薬じゃないしね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「裁判により迅速な解決に導くことを目的としている」ですが、誤った記述です。

 「裁判に拠らない」解決ですね。裁判すると長続きするからです。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

適正使用

 午後41問:適正使用情報

 午後42問:添付文書

 午後43問:医薬品の製品表示

 午後44問:医薬品の安全対策

 午後45問:添付文書の使用上の注意

 午後46問:安全性情報

 午後47問:一般用検査薬の添付文書

 午後48問:一般用医薬品及び一般用検査薬

 午後49問:医薬品PLセンター

 午後50問:医薬品の副作用等の報告

 午後51問:製造販売業者等が行う安全性等の調査

 午後52問:副作用情報等の収集、評価及び措置

 午後53問:救済制度の給付

 午後54問:救済制度の対象

 午後55問:医薬品の安全対策

 午後56問:保管及び取扱い上の注意

 午後57問:啓発活動

 午後58問:運転操作をしないこと

 午後59問:相談すること‐基礎疾患

 午後60問:使用しない‐妊婦等

令和7年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和7年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。

 登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。

みんなとシェアする