本問は、「基本知識」の「妊婦等」についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。 母体が医薬品を使用した場合に、( a )によって、どの程度医薬品の成分の胎児への移 行が防御されるかは、未解明のことも多い。一般用医薬品においても、多くの場合、妊婦が使 用した場合における安全性に関する評価が( b )であるため、妊婦の使用については「相 談すること」としているものが多い。 さらに、( c )含有製剤のように、妊娠前後の一定期間に通常の用量を超えて摂取する と胎児に先天異常を起こす危険性が高まるとされているものや、便秘薬のように、配合成分や その用量によっては流産や早産を誘発するおそれがあるものがある。 a b c 1 血液-胎盤関門 困難 パントテン酸 2 血液-胎盤関門 困難 ビタミンA 3 血液-胎盤関門 容易 ビタミンA 4 血液-脳関門 困難 ビタミンA 5 血液-脳関門 容易 パントテン酸 2
選択肢aは、「血液-胎盤関門」となります。
括弧の前後に、母体・胎児という言葉があるので、ここから選べるかと思います。
もう片方の「血液-脳関門」は、母体・胎児に関係ないですね。
選択肢bは、「困難」となります。
評価が困難だから、念のため、「相談すること」にするわけですね。
選択肢cは、「ビタミンA」となります。
「胎児に先天異常」から判断します。「ビタミンA」ですね。
もう片方の「パントテン酸」は、滋養強壮保健薬などに出てくる成分です。
参考:ナイアシン(ニコチン酸アミド、ニコチン酸)、パントテン酸カルシウム、ビオチン
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする