登録販売者 愛知県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午前第10問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「相互作用」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

愛知県 午前第10問‐相互作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳 去痰 薬、アレルギー用薬等では、成分や作用が重複す ることは少ない。」ですが、誤った記述です。

 結構重複してますね。解熱鎮痛成分とか、アドレナリン作動成分とか抗ヒスタミン成分とか、結構入ってますね。

 手引きには…、

 「例えば、かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳 去痰薬、アレルギー用薬等では、成分や作用が重 複することが多く、通常、これらの薬効群に属する医薬品の併用は避けることとされている。」

 …とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

 選択肢2の「複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用されることが多いが、医薬 品同士の相互作用に関して注意する必要はない」ですが、誤った記述です。

 全体的に違います。

 当然、医薬品の相互作用に気を付けないとダメです。

 「医薬品」でさんざん「相互作用」について読んだことを思い出してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「外用薬や注射薬であれば、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性はない」ですが、誤った記述です。

 なぜだかよく出る記述です。

 手引きには…、

 「外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能 性がある。

 …とあります。

 押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在するために、 それらを含む医薬品と食品を一緒に服用すると過剰摂取となるものもある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 手引きには、そのまんまですが…、

 「このほか、カフェインやビタミンA等のように、食品中に医薬品の成分と同じ物質が存在 するために、それらを含む医薬品(例:総合感冒薬)と食品(例:コーヒー)を一緒に服用す ると過剰摂取となるものもある」

 …とあります。

 不安のある人は、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「誤」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「正」です。

 「正しいもの」は…、

 正解:4

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基本知識

 1問:医薬品の本質

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:セルフメディケーション

 5問:医薬品の副作用

 6問:過敏反応(アレルギー)

 7問:食品と医薬品の相互作用

 8問:医薬品の不適正な使用と副作用

 9問:医薬品の不適正な使用

 10問:相互作用

 11問:小児と医薬品

 12問:高齢者

 13問:妊婦等

 14問:プラセボ効果(偽薬効果)

 15問:医薬品の品質

 16問:適切な医薬品選択と受診勧奨

 17問:販売時コミュニケーション

 18問:サリドマイド

 19問:スモン訴訟及びC型肝炎訴訟

 20問:HIV訴訟及びCJD訴訟

令和6年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和6年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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