7問‐愛知県 過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「相互作用、飲み合わせ」の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。
7問‐相互作用、飲み合わせ
（クリックして拡大。）
難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
テキストをきっちり読み込んでおけば大丈夫なはずです。
選択肢a
選択肢aの「かぜ薬、解熱鎮痛薬、鎮静薬、鎮咳 去痰 薬等では、成分や作用が重複することが多く、こ れらの薬効群に属する医薬品の併用によって副作用を招く危険性が増すことがある。」ですが、正しい記述です。
医薬品の相互作用の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「緩和を図りたい症状が明確である場合でも、他の医薬品との相乗効果を期待して、多くの 成分が配合された医薬品が選択されることが望ましい」ですが、誤った記述です。
よく出る論点です。
手引きには…、
「副作用や相互作用のリスクを減らす観点から、緩和を図りたい症状が明確である場合には、」
「なるべくその症状に合った成分のみが配合された医薬品が選択されることが望ましい」…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「酒類（アルコール）は主として肝臓で代謝されるため、アルコールをよく摂取する者では、 医薬品の代謝機能が高まっていることがある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
他県では、「その結果、体内から医薬品が速く消失して十分な薬効が得られなくなることがある」ものとして、「アセトアミノフェン」がガチで問われたことがあるので、テキストで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「食品（ハーブ等）として流通している生薬成分が、医薬品の作用に影響を与えることはな い」ですが、誤った記述です。
ハーブ等の食品も、医薬品の作用に影響します。
たとえば、生薬の「カンゾウ」は、おかきなどの甘味料に使われていることがあります。
amazon参考：かっぱえびせん
んなもんで、カンゾウ入りの食品と、カンゾウ入りの医薬品を摂取すれば、過剰摂取になりかねません。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：4
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
基本知識
令和3年度 愛知県 科目別
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする
基礎知識
登録販売者
概要
独学シリーズ
対策シリーズ
過去問＋解説
├チェック問題 過去問リスト
├漢方 過去問リスト
├生薬 過去問リスト
├全ブロック 試験問題 科目別
├添付文書 過去問リスト
├「医薬品的な問題」過去問リスト
└PDF過去問を解く３つの理由