本問は、「基本知識」の「高齢者」への作用の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎 疾患の症状が悪化したり、治療の妨げになる場合がある」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「高齢者における基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいため、副作用を生じ るリスクは年齢のみから判断することが容易である」ですが、誤った記述です。
ぜんぶ間違っています。
基礎体力や生理機能の衰えの度合いは、個人差が“大きい”です。
また、年齢からどの程度リスクが増大しているかを判断することは、“難しい”です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「高齢者は、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥下障害)場合があり、 内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「剤形の「チュアブル錠」も関わってくるので、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「高齢者は、医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすいなどの傾向があり、家族や介護関 係者等の理解や協力も含めて、医薬品の安全使用の観点からの配慮が重要となることがある」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。解説のしようがありません。そら、選択肢のようにした方がいいでしょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「誤ったもの」は…、
正解:2
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする