8問‐愛知県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「高齢者」への作用の問題です。テキストを精読し、過去問演習を繰り返していれば、まず、解ける問題です。貴重な1点を確保です。

8問‐高齢者

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「高齢者は、持病(基礎疾患)を抱えていることが多く、一般用医薬品の使用によって基礎 疾患の症状が悪化したり、治療の妨げになる場合がある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「高齢者における基礎体力や生理機能の衰えの度合いは個人差が小さいため、副作用を生じ るリスクは年齢のみから判断することが容易である」ですが、誤った記述です。

 ぜんぶ間違っています。

 基礎体力や生理機能の衰えの度合いは、個人差が“大きい”です。

 また、年齢からどの程度リスクが増大しているかを判断することは、“難しい”です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「高齢者は、喉の筋肉が衰えて飲食物を飲み込む力が弱まっている(嚥下障害)場合があり、 内服薬を使用する際に喉に詰まらせやすい」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 「剤形の「チュアブル錠」も関わってくるので、テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「高齢者は、医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすいなどの傾向があり、家族や介護関 係者等の理解や協力も含めて、医薬品の安全使用の観点からの配慮が重要となることがある」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。解説のしようがありません。そら、選択肢のようにした方がいいでしょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「誤ったもの」は…、

 正解:2

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基本知識

 1問:医薬品総論

 2問:医薬品のリスク評価

 3問:健康食品

 4問:アレルギー(過敏反応)

 5問:医薬品の副作用

 6問: 医薬品の使用

 7問:相互作用、飲み合わせ

 8問:高齢者

 9問:使用上の注意

 10問:小児等

 11問:妊婦等

 12問:医療機関で治療を受けている人

 13問:プラセボ効果

 14問:コミュニケーション

 15問:一般用医薬品の範囲

 16問:HIV訴訟

 17問:スモン及びスモン訴訟

 18問:CJD訴訟

 19問:サリドマイド

 20問:健康被害の再発防止

令和3年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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