アシドフィルス菌は、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」に配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「整腸成分」
「腸内細菌のバランスを整えることを目的として、」
「ビフィズス菌、アシドフィルス菌、ラクトミン、乳酸菌、酪酸菌等の生菌成分が用いられる。」
…と、相なります。
ご存じのように、「アシドフィルス菌」は、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」に登場します。
市販薬には、「 【第3類医薬品】ガスピタンa 36錠 」などがあります。
当該成分は、ほとんど試験に出ません。
しかし、「岡山県 R2 午後第15問」のように、出題されたこともあります。油断せず、見ておくべきです。
優先順位は、「ふつう」です。
当該成分は…、
① アシドフィルス菌は、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「アシドフィルス菌は、細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として用いられる」ですが、誤った記述です。
当該アシドフィルス菌は、「整腸成分」の「生菌成分」です。
よって、①は、「×」となります。
なお、選択肢の言う「細菌感染による下痢の症状を鎮める」のは、「ベルベリン塩化物」などの「腸内殺菌成分」です。
先述したように、「整腸成分」は、あまり試験に出ません。
まあ、成分には、おなじみのものが多いし、試験に出るのは、基本の「成分‐名称」くらいかと思います。
個々の名称と、成分の説明である「腸内細菌のバランスを整える成分」を押さえておけば、十分かと思います。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「 【第3類医薬品】ガスピタンa 36錠 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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