ラクトミンは、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」に配合されています。試験のポイントをまとめたり、出題傾向を「○×」形式の過去問で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用にどうぞ。
復習用に、手引きを抜粋すると…、
「整腸成分」
「腸内細菌のバランスを整えることを目的として、」
「ビフィズス菌、アシドフィルス菌、ラクトミン、乳酸菌、酪酸菌等の生菌成分が用いられる。」
…と、相なります。
ご存じのように、「ラクトミン」は、「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」に登場します。
市販薬には、「 【第3類医薬品】ビオフェルミン健胃消化薬錠 160錠 」などがあります。
当該成分は、ほとんど試験に出ません。
しかし、頻出ではないにせよ、選択肢の1つに出ることもあります。
たとえば、「東京都 R3 第104問」です。
「適正使用」の問題ですが、当該ラクトミンが選択肢に登場しています。初見時は、ビックリしました。
近年では、マイナー成分が正面から問われることがあるので、チェックしておきましょう。
優先順位は、「ふつう」です。
当該成分は…、
① ラクトミンは、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護することを目的として用いられる。
…といった感じで出題されます。
先の○×問題の解説です。
①の「ラクトミンは、腸粘膜のタンパク質と結合して不溶性の膜を形成し、腸粘膜をひきしめる(収斂)ことにより、腸粘膜を保護することを目的として用いられる」ですが、誤った記述です。
問題文の言う「腸粘膜をひきしめる」うんぬんの作用があるのは、「収斂成分(止瀉成分)」で、「次没食子酸ビスマス」などが該当します。
ラクトミンは、「整腸成分」の「生菌成分」です。
よって、①は、「×」となります。
先述したように、「整腸成分」は、あまり試験に出ません。
基本の「成分‐名称」と、「腸内細菌のバランスを整える」を押さえておけば、十分かと思います。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、ざっと見直してください。
登録販売者の勉強方法等は、「登録販売者の独学」に述べています。独学の概要・注意事項などはこちらで。
次いで、医薬品の成分の暗記が苦手な人へのアドバイスです。
実地が一番頭に入ります。成分・効能が頭に入らない方は、机の前の勉強を止めて、ドラッグストア等で、実際の医薬品を手にしてみてください。
先に挙げた、「 【第3類医薬品】ビオフェルミン健胃消化薬錠 160錠 」などのページを見ながら、テキストと突き合わせるだけでも、記憶に残ります。
テキストの字面だけでは、記憶の残りは悪いので、実物を目で見て触って確かめて、憶えていきましょう。
「胃腸に作用する薬」の「腸の薬」の「整腸成分」へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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