宅地建物取引士の試験科目「その他」には、「統計」問題がある。
例年48問目に、当該統計問題が出題されるのだが、一口で言えば、費用対効果が悪い。
選択肢1つ判別するのに、何十ページもある白書やらを読むわけには行かない。
また、予想問題集や模試問題集まで、手が回らない人もいるだろう。
よって、「あてずっぽ」でマークするわけだが、その際は、以下を参考に解答すれば、『運』よくアタルかもしれない、といった塩梅だ。
問題48「統計」の解答番号は…、
令和1年度・・・2
平成30年度・・・3
平成29年度・・・2
平成28年度・・・1
平成27年度・・・2
平成26年度・・・1
平成25年度・・・3
平成24年度・・・2
平成23年度・・・2
平成22年度・・・2
平成21年度・・・3
平成20年度・・・4
平成19年度・・・4
…のようになっている。
先の数字を見てみると、「直近では、同じ番号が続かない」ように見受けられる。
数字が続いたのは…、
平成24・23・22年度の「2」が3回続いた。
平成20・19年度の「4」が2回続いた。
…くらいしかない。
「令和1年度」は、「2」だった。
んなもんで、2020年度(令和2年)の試験にて、てきとーにマークするなら、「2」以外をマークするといった次第だ。
具体的には、「1」か「3」か「4」をマークする、という塩梅だ。
次に、先の解答数字を見なおすと、「4」は、なぜだか、少ない。
んなもんで、以降も「4」は少ないとして、パスするとよいだろう。
2020年度(令和2年度)の問題48の解答だが、「1」か「3」が本命である。
次点だが、「2」を選んでもいい。
というのも、「2」は、過去のデータから、連続する可能性もあるからだ。
「2」は、過去のデータ上、最も多く正解番号となっている数字でもある。
よって、「4」だけを避けて、「1」か「2」か「3」をマークすると、気休めになる。
もし、私が受験生なら、勘で「2」を選ぶと思う。参考までに。
なお、以上のことは、所詮は数字遊びである。
費用対効果の悪い「統計」だけに許されたものなので、言うまでもないが、他の問題では、こんな適当な解答をしてはいけません。
| カテゴリー: 宅建, 資格こもごも | Tags: 宅建, 宅建‐その他 | 2019年4月12日 10:03 AM |
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結論から言うと、“試験的には”、登録販売者の改定は、そう気にしなくてよい、といった次第です。
んなもんで、わざわざ、厚生労働省のHPを細かくチェックしたり、改定情報をダウンロードしたりする必要はない、ってな寸法です。
ところで、資格試験一般では、法改正や改定事項は“目玉論点”です。
本試験でよく狙われることから、優先順位が非常に高いところで、受験生なら、必ずやっておくべき論点となっています。
しかしながら、登録販売者では、先に述べたように、改定があったとしても、そう神経質にならなくていいです。
その理由は、あんまり出ないからです。
たとえば、平成30年3月に「試験問題作成に関する手引き」の改定がありました。
当該改定は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」や「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則」の法改正を受けてのものでした。
当該改定はボリュームが大きく、試験がらみのものを挙げると、たとえば、「店舗販売業の許可の申請」や「店舗販売業者の遵守事項」、「配置販売業の許可の申請」や「配置販売業者の遵守事項」、そして、「登録販売者試験」といった論点の追加があったのです。
しかし、これらの改定事項は、「東京都」や「大阪府」、「福岡県」のH30年度の試験では、1つも出ていません。
参考: 東京都 H30 法規一覧
参考: 大阪府 H30 法規一覧
参考: 福岡県 H30 法規一覧
先の都道府県のH30年度試験の「法規」は、「いつもどおり」の論点で占められていました。
これらの県が出していないなら、他の県も、同じように“改定事項は、出ていない”と推定できるように思います。
こんな次第で、「改定があったからといって、即、試験には出ない」といった塩梅です。
以下は、個人的な『憶測』です。
どうして、他の資格試験では、頻出である改定事項が、登録販売者試験では、即、「問題化」されないのでしょうか?
その答えは、「試験に「地域差」を生じさせないため」かと思われます。
登録販売者試験は、都道府県ごとに実施されますが、試験問題は、都道府県ごとに「差」が出ないように配慮されて、作成されています。
つまり、試験問題は、ある県では「受かりやすい」とか、この県では「落ちる」といった「地域差」が出ない作られているのです。
そのため、ある県が、即、改定事項を出題すると、そこだけ、他の都道府県と「差」が生じてしまいます。
んなもんで、どの都道府県も、最初は、「様子見」になるのでは?と考えます。
個人的には、改定事項が「問題化」されるには、数年くらいの時間がかかると踏んでいます。
その過程としては…、
「ある少数の都道府県が、改定事項の問題を出す。」
「他の都道府県の試験担当者が、改定事項の問題が出ていることを知る。」
「うちも、改定問題を採用してみようと思い到る。」
「いくつかの県が、改定事項を試験問題として出題する。」
「さらに、他府県の出題者がそれを見て、改定事項を問題に採用し始める。」
…こんな感じで、徐々に広がっていくという感が強いです。
そして、付け加えるなら、改定事項は、問題がこなれるまでは、「難問扱い」で出題される感じがします。
多くの都道府県では、「法規」にて、毎年1~3問程度で、「難問」が出題されています。
登録販売者の「難問」は、どうにも解けないし、他の問題ができていれば、十分に合格点は確保できるので、最終的な合否には、影響しません。
んなもんで、出題者は、改定事項をとりあえず「難問」で出して、受験生がどのくらい「取るか・落とすか」のデータ収集に努めるように思われます。
以上は、個人的な憶測でしかありませんが、直近の傾向からすると、改定事項は、早々、本格的な試験問題として出るようなことはないと思います。
先に述べましたが、東京都等のH30の「法規」は、例年通りの出題ばかりでした。
んなもんで、新しい改定事項よりも、まずは、既存の頻出論点を、優先すべきです。
改定事項は、全ての試験範囲が終わってから、徐々にやるくらいで十分です。
んで、そもそも、改定事項では、大きな点差が生じないので、もし、時間に余裕がないなら、改定対策などしなくてよいでしょう。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 登録販売者, 登録販売者試験 | 2019年4月6日 11:09 AM |
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公式で公開されている「電気工事士技能試験の概要と注意すべきポイント」が、2019年度1月に改定されました。
なお、先に結論を言っておきますが、これらの改定は、テキストやDVDのお手本どおりに作業していれば、発生しようのない「欠陥」ばかりです。
つまり、テキストやDVDどおりに作業できている方なら、改定をそう気にしなくていい、といった次第です。
では、以下、改定内容を見ていきますが、以下の「3つ」の解説が追加されました。
①引掛シーリングローゼットへの結線部分の欠陥として多く見られる、絶縁被覆が台座の下端から5mm以上露出したものの解説
②金属管工事部分の欠陥として多く見られる、止めねじをねじ切っていないものの解説
③ランプレセプタクル又は露出形コンセント等への巻き付けによる結線部分の処理の欠陥として多く見られる、カバーが締まらないものの解説
なお、この3つのなかで、受験生が最も気をつけないといけないのは、②の「ねじ切り」です。
まず、①の「引掛シーリングローゼットへの結線部分の欠陥として多く見られる、絶縁被覆が台座の下端から5mm以上露出したものの解説」ですが、先の画像のように、「絶縁被膜が5mm以上、露出している」と、「欠陥」となります。
ぶっちゃけいえば、お手本どおりの作業をしていないだけです。この作業は、単に被膜を剥いて電線を差し込めばいい、ってなわけではありません。
先の画像を見て、ドキッとした人は、必ず、テキストで「やり方」を、おさらいしてください。
ところで、当該引掛シーリングのある候補問題ですが、例年、「7問」が出題されており、ほぼ半数の候補問題で出題される勘定となっています。
頻出施行なので、シッカリ練習しておきましょう。
次に、②の「金属管工事部分の欠陥として多く見られる、止めねじをねじ切っていないものの解説」ですが、これは、要は、「ねじ切り忘れへの警告」です。
先述したように、当該ねじ切りは、受験生が最も注意しなければなりません。
というのも、当該ねじ切りは、候補問題の1つしか出てこないため、ことさらに、受験生が忘れやすくなっているからです。
もう一度いいます。
「ねじ切り」は、候補問題にて1題しか出てこないため、圧倒的に練習量(経験値)が足らず、多くの受験生が、存在そのものを“すっかり”、そして、“ころっと”忘れています。
「ねじ切り」が出る候補問題は、おおむね「1問」です。
当該ねじ切りで、落ちている受験生は、多数かと思われます。
技能試験は、欠陥1つで不合格なので、その他の全部が合っていても、ねじ切りを忘れていたら、即落ちします。
当該金属管工事の練習をするときは、必ず、「ねじを切る」振りをして、「ねじ切り、よしっ!」と、指指し確認をしてください。
最後の「ランプレセプタクル又は露出形コンセント等への巻き付けによる結線部分の処理の欠陥として多く見られる、カバーが締まらないものの解説」ですが、要は、テキスト・DVDのお手本どおりに、作業ができていない、ってな次第です。
先に挙げたテキストや教材の言うとおりにしていれば、絶縁被膜がはみ出るような間違いは起きません。
当該ランプレセプタクル又は露出形コンセントが登場する候補問題は、ほとんど全てと言ってよい「12問」です。
よって、自己流の「てきとー」な作業をしている人は、ほぼ不合格になる塩梅です。
試験主催者にお布施をするような行為は、固く禁じるべきです。
必ず、テキスト・DVDのお手本どおりに作業できるように、なっておきましょう。
ポイントの改定については、以上です。
2電工のそのほかについては、「第2種電気工事士の独学」を参考にしてください。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 第2種電気工事士 | 2019年3月28日 11:09 AM |
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