1問‐東京都 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 第1問は、医薬品の本質の問題です。常識的に考えれば、大丈夫です。テキストを精読して過去問演習をしていれば、まず取れます。

1問‐医薬品の本質

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「人体に対して使用されない医薬品は、人の健康に影響を与えることはない。」ですが、誤った記述です。

 本問は、「医薬品」の「殺虫剤」を思い出してください。

 たとえば、「オルトジクロロベンゼン」などは、人体に使われませんが、誤って使用すれば、人の健康に影響を及ぼします。

 よって、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。

解説:b

 bの「医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。」ですが、正しい記述です。

 「基礎知識」で必須である「GPSP」を、思い出してみてください。

 参考:「リスク評価基準」の憶え方‐GLP、GCP、GPSP、GVP‐登録販売者

 「製造販売後」も、継続して、調査・研究されているからこそ、先の「GPSP」がある、ってな寸法です。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 cの「医薬品について、医薬品医療機器等法では、健康被害の発生の可能性がある場合のみ、異物等の混入、変質等があってはならない旨を定めている。」ですが、誤った記述です。

 常識的に、判断しましょう。

 間違っているのは、「健康被害の発生の可能性がある場合のみ」のところです。

 たとえ、健康被害の発生の可能性がなくとも、異物等の混入、変質等があってはなりません。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 先の組み合わせを探せば、

 正解:5

 もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

基本知識

 1問:医薬品の本質・・・「ふつう」。

 2問:医薬品のリスク評価1・・・「ふつう」。

 3問:健康食品・・・「ふつう」。

 4問:医薬品の副作用・・・「ふつう」。

 5問:アレルギー(過敏反応)・・・「ふつう」。

 6問:医薬品の使用・・・「ふつう」。

 7問:相互作用・・・「ふつう」。

 8問:小児等への作用・・・「ふつう」。

 9問:小児等への使用・・・「ふつう」。

 10問:高齢者・・・「ふつう」。

 11問:妊婦等・・・「ふつう」。

 12問:医療機関で治療を受けている人・・・「ふつう」。

 13問:プラセボ効果・・・「ふつう」。

 14問:医薬品の品質・・・「ふつう」。

 15問:一般用医薬品の定義・・・「やや難」。

 16問:医薬品選択と受診勧奨・・・「ふつう」。

 17問:サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

 18問:スモン訴訟・・・「ふつう」。

 19問:HIV訴訟・・・「ふつう」。

 20問:CJD訴訟・・・「ふつう」。

R1 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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