10問‐東京都 R1年度（2019年度）過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、高齢者を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

10問‐高齢者

　

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

解説：a

　ａの「医薬品の使用上の注意においては、おおよその目安として６５歳以上を「高齢者」としている。」ですが、正しい記述です。

　老後（６・５）で憶えましょう。

　参考：高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方

　こうした次第で、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説：b

　ｂの「医薬品の取り違えや飲み忘れを起こしやすいなどの傾向があり、家族等の理解や協力も含めた配慮が重要となることがある。」ですが、正しい記述です。

　そのとおりの記述です。常識を働かせてください。

　選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説：c

　ｃの「年齢からどの程度リスクが増大しているかを判断することが容易であるため、年齢のみに着目して情報提供や相談対応することが重要である。」ですが、誤った記述です。

　間違っているのは、「年齢からどの程度リスクが増大しているかを判断することが容易」のところです。

　正しくは、「年齢からどの程度リスクが増大しているかを判断することが困難」です。

　よって、年齢だけで、判断してはいけません。

　こうした次第で、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説：d

　ｄの「一般に高齢者は生理機能が衰えつつあり、特に、肝臓や腎臓の機能が低下していると医薬品の作用が強く現れやすく、若年時と比べて副作用を生じるリスクが高くなる。」ですが、正しい記述です。

　これまた、そのとおりの記述です。

　常識的に、判断すれば、OKです。

　こうした次第で、選択肢の「d」は、「正」と相なります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「正」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「正」です。

　これらの組み合わせを探せば、

　正解：3

　>>> 次の問題へ。

基本知識

　1問：医薬品の本質・・・「ふつう」。

　2問：医薬品のリスク評価1・・・「ふつう」。

　3問：健康食品・・・「ふつう」。

　4問：医薬品の副作用・・・「ふつう」。

　5問：アレルギー（過敏反応）・・・「ふつう」。

　6問：医薬品の使用・・・「ふつう」。

　7問：相互作用・・・「ふつう」。

　8問：小児等への作用・・・「ふつう」。

　9問：小児等への使用・・・「ふつう」。

　10問：高齢者・・・「ふつう」。

　11問：妊婦等・・・「ふつう」。

　12問：医療機関で治療を受けている人・・・「ふつう」。

　13問：プラセボ効果・・・「ふつう」。

　14問：医薬品の品質・・・「ふつう」。

　15問：一般用医薬品の定義・・・「やや難」。

　16問：医薬品選択と受診勧奨・・・「ふつう」。

　17問：サリドマイド訴訟・・・「ふつう」。

　18問：スモン訴訟・・・「ふつう」。

　19問：HIV訴訟・・・「ふつう」。

　20問：CJD訴訟・・・「ふつう」。

R1 東京都 科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・R1 東京 ガイダンス

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第1～第20問）

　・人体の働きと医薬品（第21～第40問）

　・薬事に関する法規と制度（第41～第60問）

　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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