80問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、副作用の泌尿器系です。副作用は、単独で出るのではなく、本問のように選択肢の1部としても登場します。しっかりテキストを読んでおきましょう。副作用は、ほぼ間違いなく、試験に出ます。

80問‐副作用:泌尿器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「副交感神経系の機能を抑制する作用がある成分が配合された医薬品を使用すると、尿が出にくい、尿が少ししか出ない、残尿感がある等の症状を生じることがある。」ですが、正しい記述です。

 「抗コリン成分」などに、「排尿困難」があります。

 選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「医薬品による排尿困難や尿閉は、前立腺肥大の基礎疾患がある男性のみに現れる。」ですが、誤った記述です。

 「のみ」に注意です。極端な表現は、たいがい「×」です。

 参考:「すべて」と「のみ」のある選択肢に注意する‐登録販売者

 もちろん、「女性」にも現れます。

 よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 cの「初期段階で適切な対応が図られるよう、尿勢の低下等の兆候に留意することが重要である。」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

解説:d

 「尿の回数増加(頻尿)、排尿時の疼痛、残尿感等の膀胱炎様症状が現れることがある。」ですが、正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 「d」は「正」です。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 61問:小腸・・・「ふつう」。

 62問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 63問:循環器系・・・「ふつう」。

 64問:血液・・・「ふつう」。

 65問:腎臓・・・「ふつう」。

 66問:感覚器官・・・「ふつう」。

 67問:皮膚一般問題・・・「ふつう」。

 68問:筋組織・・・「ふつう」。

 69問:中枢神経系・・・「ふつう」。

 70問:末梢神経系・・・「ふつう」。

 71問:内服薬の吸収・・・「ふつう」。

 72問:薬の代謝・・・「ふつう」。

 73問:口腔粘膜吸収の医薬品・・・「やや難」。

 74問:SJSとTEN・・・「ふつう」。

 75問:偽アルドステロン症・・・「やや難」。

 76問:無菌性髄膜炎・・・「ふつう」。

 77問:副作用‐消化器系・・・「ふつう」。

 78問:副作用‐間質性肺炎・・・「ふつう」。

 79問:副作用‐循環器系・・・「ふつう」。

 80問:副作用‐泌尿器系・・・「ふつう」。

R1 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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