44問‐福岡県 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 "本問は、「使用しない‐胃酸過多」についての問題です。いわゆる「医薬品的な出題」で、「医薬品」をキッチリ勉強してないと、取れません。「使用(服用)しない」は、キッチリ押えておきましょう。

44問‐使用しない‐胃酸過多

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「やや難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 最近流行の「医薬品的な問題」です。

 「医薬品」をキチンと勉強していないと、ゼッタイに解けない問題となっています。

 無理なら、「捨て問」で仕方のない問題です。

 さて、添付文書の「次の症状がある人は使用(服用)しないこと」に「胃酸過多」と記載されるものですが、これは、「3」の「カフェイン」です。

 「カフェイン」には、先の「胃酸過多」のほかに、「胃潰瘍」「心臓病」も、「使用(服用)しない」となっています。

 カフェインは、このほかにも、たくさんの注意事項があって、頻出成分となっています。

 テキストを何度も読むか、解説ページをお気に入りに入れて、何度も見返してください。

 参考:カフェイン

その他の選択肢

 「1」の「リドカイン」ですが、「排泄部位薬」などに含まれる「局所麻酔成分」です。

 これは、「アレルギーの人ダメ」です。

 参考:リドカイン・リドカイン塩酸塩

 「2」の「オキセサゼイン」ですが、「胃腸鎮痛鎮痙薬」の「局所麻酔成分」です。

 「オキセサゼイン」は、「妊婦ダメ」と「15歳未満の小児ダメ」です。

 参考:オキセサゼイン

 「4」の「インドメタシン」ですが、「皮膚に用いる薬」の「鎮痒・抗炎症・鎮痛成分」です。

 「インドメタシン」は、「アレルギーが出た人ダメ」「ぜんそくの人ダメ」です。

 これは、副作用の多い成分なので、解説ページでシッカリ押えてください。

 参考:インドメタシン

 「5」の「アセトアミノフェン」ですが、「解熱鎮痛薬」などに入っている「解熱鎮痛成分」です。

 「アセトアミノフェン」の「使用しない(服用しない)」は、「本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を使用(服用)してぜんそくを起こしたことがある人」です。「アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため」です。

 メジャー成分なので、キッチリ押えておきましょう。

答え

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

適正使用

 41問:適正使用情報・・・「ふつう」。

 42問:添付文書1・・・「ふつう」。

 43問:添付文書2・・・「ふつう」。

 44問:使用しない‐胃酸過多・・・「やや難」。

 45問:運転操作しない・・・「やや難」。

 46問:相談‐肝臓病・・・「難」。

 47問:使用しないこと・・・「ふつう」。

 48問:使用期限表示・・・「ふつう」。

 49問:保管取扱・・・「ふつう」。

 50問:安全性情報・・・「ふつう」。

 51問:総合機構HP・・・「ふつう」。

 52問:副作用情報収集制度・・・「ふつう」。

 53問:情報収集評価措置・・・「ふつう」。

 54問:副作用報告・・・「ふつう」。

 55問:被害救済制度・・・「ふつう」。

 56問:被害救済制度対象・・・「ふつう」。

 57問:被害救済制度対象外・・・「ふつう」。

 58問:安全対策・・・「ふつう」。

 59問:適正使用啓発活動・・・「ふつう」。

 60問:小児使用しない・・・「ふつう」。

R1 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・R1 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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