27問‐福岡県 H30年度（2018年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、腎臓及び副腎についての出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
27問‐腎臓及び副腎
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
解説：ア
アの「腎臓には、心臓から拍出される血液の１／２が流れている。」ですが、誤った記述です。
正しくは、「５分の１から、４分の１」です。
数字は、よくよく狙われるので、テキストで目にするたびに、意識して憶えましょう。
腎臓血→じんぞう・ち→５文字→５分の１。腎臓→じんぞう→４文字→４分の１、くらいに憶えるとよいでしょう。
よって、選択肢の「ア」は、「誤」と相なります。
解説：イ
イの「腎臓は、血圧を一定範囲内に保つ上で重要な役割を担っている。」ですが、正しい記述です。
腎臓では、水分及び電解質（特に、ナトリウム）の排出調整が行なわれており、血圧を一定範囲に保つ役割を担っています。
確認しておきましょう。
よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。
解説：ウ
ウの「副腎は、皮質、髄質及びボウマン嚢の３層構造からなる。」ですが、誤った記述です。
…どういう意図なのかよく分からない選択肢ですが、正しくは、「副腎は、皮質、髄質の２層構造からなる」です。
要は、「副腎皮質」と「副腎髄質」です。
ボウマン嚢は、糸球体を外側から包むものでしたね。
よって、選択肢の「ウ」は、「誤」と相なります。
解説：エ
エの「副腎皮質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌される。」ですが、誤った記述です。
副腎の産生・分泌するものは、ド頻出なので、ガチ暗記が必要です。
副腎皮質では、副腎皮質ホルモンが産生・分泌されます。体内に水分と塩分を貯留し、カリウムを排出するアルドステロンは、副腎皮質ホルモンの１つです。
副腎髄質では、自律神経系に作用するアドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌されます。
両方とも、ガチで出るので、ガチに暗記してください。
よって、選択肢の「エ」は、「誤」と相なります。
答え
「ア」は「誤」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「誤」です。
「エ」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、「4」となります。
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
人体
21問：消化器系・・・「ふつう」。
22問：胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。
23問：呼吸器系・・・「ふつう」。
24問：循環器系・・・「ふつう」。
25問：血液・・・「ふつう」。
26問：泌尿器系・・・「ふつう」。
27問：腎臓及び副腎・・・「ふつう」。
28問：感覚器官・・・「ふつう」。
29問：外皮系及び骨格系・・・「ふつう」。
30問：骨格筋・・・「ふつう」。
31問：末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。
32問：自律神経系・・・「ふつう」。
33問：吸収・代謝・排泄・・・「ふつう」。
34問：剤形・・・「ふつう」。
35問：副作用各論・・・「ふつう」。
36問：皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。
37問：精神神経系副作用・・・「ふつう」。
38問：体の局所に現れる副作用・・・「ふつう」。
39問：循環器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
40問：薬疹・・・「ふつう」。
H30 福岡県 科目別
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独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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