29問‐福岡県 H30年度(2018年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、外皮系及び骨格系についての問題です。基礎・基本のみで構成されています。きちんと勉強していれば、取れます。落としてはいけない問題です。

29問‐外皮系及び骨格系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:ア

 アの「メラニン色素は、真皮の最下層にあるメラニン産生細胞(メラノサイト)で産生され、過剰な産生が起こると、シミやそばかすとして沈着する。」ですが、誤った記述です。

 「真皮」のところが間違っており、正しくは「表皮」です。

 メラニン産生細胞(メラノサイト)があるのは、「表皮の最下層」です。

 この「表皮」と「真皮」は、ひっかけでよく出るので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢の「ア」は、「誤」と相なります。

解説:イ

 イの「骨髄で産生される造血幹細胞から、赤血球、白血球、血小板が分化し、体内に供給される。」ですが、正しい記述です。

 血液は、骨髄で作られます。

 よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。

解説:ウ

 ウの「骨組織を構成する無機質は、骨に硬さを与えている。」ですが、正しい記述です。

 対して、有機質は、骨に「強靭さ」をもたらします。

 この2つは、最近、よく目にするので、押えておきましょう。

 よって、選択肢の「ウ」は、「正」と相なります。

解説:エ

 エの「皮膚に物理的な刺激が繰り返されると角質層が肥厚して、たこやうおのめができる。」ですが、正しい記述です。

 皆さん、ご経験があると思います。実感に基づいて、判別してください。

 よって、選択肢の「エ」は、「正」と相なります。

答え

 「ア」は「誤」です。

 「イ」は「正」です。

 「ウ」は「正」です。

 「エ」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、「3」となります。

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系・・・「ふつう」。

 22問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。

 23問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 24問:循環器系・・・「ふつう」。

 25問:血液・・・「ふつう」。

 26問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 27問:腎臓及び副腎・・・「ふつう」。

 28問:感覚器官・・・「ふつう」。

 29問:外皮系及び骨格系・・・「ふつう」。

 30問:骨格筋・・・「ふつう」。

 31問:末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。

 32問:自律神経系・・・「ふつう」。

 33問:吸収・代謝・排泄・・・「ふつう」。

 34問:剤形・・・「ふつう」。

 35問:副作用各論・・・「ふつう」。

 36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。

 37問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。

 38問:体の局所に現れる副作用・・・「ふつう」。

 39問:循環器系に現れる副作用・・・「ふつう」。

 40問:薬疹・・・「ふつう」。

H30 福岡県 科目別

 苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。

 ・H30 福岡 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・薬事に関する法規と制度(第101問~第120問)

独学向け教材

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こまごましたもの

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