本問は、副作用についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
アの「軽度の肝障害の場合、自覚症状がなく、健康診断等の血液検査(肝機能検査値の悪化)で初めて判明することが多い。」ですが、正しい記述です。
「軽い肝障害」のほか、「消化性潰瘍」も、自覚症状に乏しいときがあります。
よって、選択肢の「ア」は、「正」と相なります。
なお、当該「自覚症状の有無」ですが、最近、よく目にするようになっています。
「5問:副作用」でも、「自覚症状」がテーマの問題が出ています。
よって、「自覚症状の乏しいもの」として、先の「軽い肝障害」と「消化性潰瘍」は、押さえておくべきかと思います。
イの「偽アルドステロン症は、体内に塩分(ナトリウム)と水分が貯留し、体からカリウムが失われることによって生じる病態である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりです。
偽アルドステロン症とは…、
カリウム・・・失われる
水分・ナトリウム・・・貯留する
…病態をいいます。
よって、選択肢の「イ」は、「正」と相なります。
なお、本問の「偽アルドステロン症」は、ひっかけ問題が続出する論点です。
よくあるのは、「体内に塩分(“カリウム”)と水分が貯留し、体から“ナトリウム”が失われる」の「逆」の問題です。
本当によく出るので、ガチ暗記しておきましょう。
ウの「ショック(アナフィラキシー)は発症後の進行が非常に速やかであり、直ちに救急救命処置が可能な医療機関を受診する必要がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりです。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢の「ウ」は、「正」と相なります。
エの「ショック(アナフィラキシー)は、原因物質が医薬品の場合、以前にその医薬品によって蕁麻疹等のアレルギーを起こしたことがある人で起きる可能性が高い。」ですが、正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。そのとおりです。
よって、選択肢の「エ」は、「正」と相なります。
登録販売者試験では、本問のように、選択肢の全部が「正」になることがあります。
反対に、全部が「誤」となることもあります。
「ぜんぶ誤」「ぜんぶ正」は、よくあることなので、深く考えず、素直に解答して下さい。
「ア」は「正」です。
「イ」は「正」です。
「ウ」は「正」です。
「エ」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、「1」と相なります。
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
21問:消化器系・・・「ふつう」。
22問:胆嚢・肝臓・・・「ふつう」。
23問:呼吸器系・・・「ふつう」。
24問:循環器系・・・「ふつう」。
25問:血液・・・「ふつう」。
26問:泌尿器系・・・「ふつう」。
27問:腎臓及び副腎・・・「ふつう」。
28問:感覚器官・・・「ふつう」。
29問:外皮系及び骨格系・・・「ふつう」。
30問:骨格筋・・・「ふつう」。
31問:末梢神経系及び中枢神経系・・・「ふつう」。
32問:自律神経系・・・「ふつう」。
33問:吸収・代謝・排泄・・・「ふつう」。
34問:剤形・・・「ふつう」。
35問:副作用各論・・・「ふつう」。
36問:皮膚粘膜眼症候群及び中毒性表皮壊死融解症・・・「ふつう」。
37問:精神神経系副作用・・・「ふつう」。
38問:体の局所に現れる副作用・・・「ふつう」。
39問:循環器系に現れる副作用・・・「ふつう」。
40問:薬疹・・・「ふつう」。
苦手科目の克服等には、以下の科目別リンクを利用してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
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