「外耳と内耳をつなぐ部分で、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管からなる。」
「外耳道を伝わってきた音は、鼓膜を振動させる。鼓室の内部では、互いに連結した微細な3つの耳小骨が鼓膜の振動を増幅して、内耳へ伝導する。」
「鼓室は、耳管という管で鼻腔や咽頭と通じている。」
「急な気圧変化のため鼓膜の内外に気圧差が生じると、耳がつまったような不快感や痛みなどを感じるが、顎を動かす等の耳抜き動作によって意識的に耳管を開けると気圧の均衡が戻って回復する。」
「また、小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。」
「3)耳」の「(b)中耳」ですが、実によく試験に出ます。
問われやすいのがその「定義」で、「中耳・・・鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管」のところです。
「宮城県 R4 午後第8問」や「大阪府 H30 第67問」などの出題例があります。
兎に角、ここだけは、暗記してください。
次に、数字もチェックしてください。「3つの耳小骨」のところです。
出題実績あります。「愛知県 R4 午後第8問」です。この数字が出たときは、衝撃的でしたね。
最後に、これまたよく出るのが…、
「また、小さな子供では、耳管が太く短くて、走行が水平に近いため、鼻腔からウイルスや細菌が侵入し感染が起こりやすい。」
…です。先に挙げた宮城県の過去問にも出てますし、今昔、本当によくよく出ています。
「子供・・・耳管:太く短く水平」は、ガチ暗記してください。
上記に挙げたポイントのほかにも、「鼓室」についても、チェックしておきましょう。
選択肢の1つに、「鼓室は、耳管という管で鼻腔や咽頭と通じている。」と出そうです。チェックしておきましょう。
以上で、このページは、終了です。ご苦労様でした。
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