「聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。」
「蝸牛は渦巻き形をした器官で、内部はリンパ液で満たされ、中耳の耳小骨から伝わる振動がリンパ液を震わせ、その振動が聴細胞の小突起(感覚毛)を揺らして、聴神経が刺激される。」
「前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。」
「蝸牛と同様、内部はリンパ液で満たされており、リンパ液の動きが平衡感覚として感知される。」
「乗物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。」
「3)耳」の「(c)内耳」ですが、ここも先の中耳同様によく試験に出ます。
ガチ暗記論点です。当該内耳を暗記すれば、1点です。
試験問題の多くは、語句を問う問題が多いです。昔から…、
「聴覚器官・・・蝸牛」
「平衡器官・・・前庭」
…のところが問われているので、ガチ暗記してください。
出題例としては、「入れ替え」問題が多いです。「聴覚器官である“前庭”と、平衡器官である“蝸牛”の2つの部分からなる。」が典型例です。
繰り返しますが、ガチ暗記してください。「超牛食いたい」とか「前に平らな庭」くらいの語呂合わせで、憶えきってください。
また、「前庭」の「前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。」のところも、「入れ替え」問題がよく出ます。
キーワードの「耳石器官」と「半規管」が変えられます。要ガチ暗記です。下らないですが…、
「耳“石”器官・・・“加速”度感知・・・“石”の“加速”」
「“半”規管・・・“回転”傾き・・・“回転”焼き、“半”分こ」
…くらいに整理して憶えてください。
「岐阜県 R5 午後第8問」が出題例です。
上記のほか、リンパ液や乗物酔いのところも、選択肢の1つに出るところです。チェックしておきましょう。
当該内耳は、何度も何回も、読み込んでおきましょう。価値のあるところです。
以上で、このページは、終了です。ご苦労様でした。
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