登録販売者 第2章:人体

第1節:人体の構造と働き

第2項:目、鼻、耳などの感覚器官 3)耳(c)内耳

感覚器官 3)耳(c)内耳

 「聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。」

 「蝸牛は渦巻き形をした器官で、内部はリンパ液で満たされ中耳の耳小骨から伝わる振動がリンパ液を震わせ、その振動が聴細胞の小突起(感覚毛)を揺らして、聴神経が刺激される。」

 「前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。」

 「蝸牛と同様、内部はリンパ液で満たされており、リンパ液の動きが平衡感覚として感知される。」

 「乗物酔い(動揺病)は、乗り物に乗っているとき反復される加速度刺激や動揺によって、平衡感覚が混乱して生じる身体の変調である。」




ひとくちコメント

 「3)耳」の「(c)内耳」ですが、ここも先の中耳同様によく試験に出ます。

 ガチ暗記論点です。当該内耳を暗記すれば、1点です。

 試験問題の多くは、語句を問う問題が多いです。昔から…、

 「聴覚器官・・・蝸牛

 「平衡器官・・・前庭

 …のところが問われているので、ガチ暗記してください。

 出題例としては、「入れ替え」問題が多いです。「聴覚器官である“前庭”と、平衡器官である“蝸牛”の2つの部分からなる。」が典型例です。

 繰り返しますが、ガチ暗記してください。「超牛食いたい」とか「前に平らな庭」くらいの語呂合わせで、憶えきってください。

 また、「前庭」の「前庭は、水平・垂直方向の加速度を感知する部分(耳石器官)と、体の回転や傾きを感知する部分(半規管)に分けられる。」のところも、「入れ替え」問題がよく出ます。

 キーワードの「耳石器官」と「半規管」が変えられます。要ガチ暗記です。下らないですが…、

 「耳“石”器官・・・“加速”度感知・・・“石”の“加速”

 「“半”規管・・・“回転”傾き・・・“回転”焼き、“半”分こ

 …くらいに整理して憶えてください。

 「岐阜県 R5 午後第8問」が出題例です。

 上記のほか、リンパ液や乗物酔いのところも、選択肢の1つに出るところです。チェックしておきましょう。

 当該内耳は、何度も何回も、読み込んでおきましょう。価値のあるところです。

 以上で、このページは、終了です。ご苦労様でした。

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