登録販売者の試験科目「主な医薬品とその作用(通称:医薬品)」に登場する「生薬」の試験対策ページ。本ページでは、「ウイキョウ」の傾向と対策、優先順位、語呂あわせや、頻出ポイントをまとめています。そのほか、過去問を「○×問題」形式で紹介したりしています。通勤・通学時のおさらい用に。独学者向け。
復習用に、正確な説明文を挙げておきます。
「ウイキョウは、せり科のウイキョウの果実を基原とする。香りによる健胃が期待される。また、精油成分は、芳香による清涼感などを目的とされる」
基原は、生薬名といっしょなので、覚える手間が省けます。
参考:基原と名称が同じ生薬一覧
「香りによる健胃」には、語呂があります。
「香りの健胃成分‐オウゴン・ショウキョウ・コウボク・チョウジ・ウイキョウ・ソウジュツ・ビャクジュツ・ケイヒ・チンピ-登録販売者 生薬の語呂あわせ」を参考をば。
ちなみに、基原のウイキョウは、こんなものです。
淡い黄色の可憐な花です。配偶者を見た後だと、心が洗われます。
「ウイキョウ」は、ときおり試験に出てくる生薬なので、押さえておくべきです。
優先順位は、「ちょっとだけ高い」です。
後述するように、語呂合わせがあるので、そこで消化してください。
なお、当該生薬が配合された市販薬には、「【第3類医薬品】ザ・ガードコーワ整腸錠α3+ 550錠」と「【第2類医薬品】大正漢方胃腸薬 48包」などがあります。
生薬の効能・効果が頭に入らないときは、実物の説明書きや成分表で、頭に入れていきましょう。
当該生薬は…、
「ウイキョウ ・・・味覚や嗅覚を刺激して、反射的な唾液や胃液の分泌を促すことにより、弱った胃の働きを高める。」
…といった感じに出題されています。
「ウイキョウ」は、「香りによる健胃」作用があります。
問題文は、「味覚や嗅覚を刺激して」とあるので、間違いです。
問題文の言う「味覚や嗅覚による健胃」は、「苦味による健胃」の生薬で、オウバクやオウレンが該当します。
こんな次第で、解答は、「×」と相なります。
「健胃成分」の生薬は、先の問題のように、「苦味か、香りか」が頻出論点なので、正確に押さえておきましょう。
暗記用に、空白問題を出しておきます。
ウイキョウ --- 「○○による○○」
すらっと出るようなら、OKです。アレレなら、ページの上の方を見つめてください。
「う」の付く生薬へのリンクです。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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