午後第14問‐山口県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「瀉下成分」についての問題です。これまでにない応用的な問題で、ほとんど出題実績のない形式の問題です。初見だと、なんだこら?となるかと思います。傾向把握の一環として、押えておきましょう。

午後第14問‐瀉下成分

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「難」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 問題文には、「腸管を刺激して反射的な腸の運動を引き起こすことによる瀉 下作用 を目的として配合される成分」とあります。

 ここから、「刺激性瀉下成分」を当てる問題だとわかります。

 んで、当該刺激性瀉下成分には、「小腸刺激性瀉下成分」と「大腸刺激性瀉下成分」の2系統があります。

 選択肢を見ると、「大腸刺激性瀉下成分」の「b」の「ビサコジル」と「d」の「センノシド」が答えとなります。

補足1

 本問では、「小腸刺激性瀉下成分」は、選択肢にないですが、この成分には、「ヒマシ油」があります。

 チェックしておきましょう。

選択肢a

 選択肢aの「ジオクチルソジウムスルホサクシネート」は、「その他」に挙げられている成分で、「糞便中の水分量を増して柔らかくすることによる瀉下作用」です。

 「刺激性瀉下成分」ではないです。

選択肢c

 選択肢cの「カルメロースナトリウム」は、「膨潤性瀉下成分」です。

 「刺激性瀉下成分」ではないです。

答え

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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医薬品

 午後1問:痛みや発熱が起こる仕組み

 午後2問:解熱鎮痛薬の配合成分

 午後3問:かぜ薬

 午後4問:眠気を促す薬

 午後5問:漢方処方製剤(鎮静)

 午後6問:乗り物酔い防止薬

 午後7問:鎮咳去痰薬

 午後8問:気管支拡張成分

 午後9問:口腔咽喉薬及びうがい薬(含嗽薬)

 午後10問:口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)の配合成分

 午後11問:胃の薬

 午後12問:漢方処方製剤(胃の不調)

 午後13問:止瀉薬

 午後14問:瀉下成分

 午後15問:胃腸鎮痛鎮痙薬

 午後16問:浣腸薬

 午後17問:駆虫薬

 午後18問:強心薬

 午後19問:高コレステロール改善薬

 午後20問:貧血用薬

 午後21問:外用痔疾用薬

 午後22問:漢方処方製剤(泌尿器系)

 午後23問:婦人薬

 午後24問:内服アレルギー用薬

 午後25問:点鼻薬

 午後26問:点眼薬

 午後27問:点眼薬の配合成分

 午後28問:殺菌消毒薬

 午後29問:外皮用薬

 午後30問:抗真菌薬

 午後31問:毛髪用薬

 午後32問:歯痛・歯槽膿漏薬

 午後33問:口内炎・口内炎用薬

 午後34問:禁煙補助剤

 午後35問:滋養強壮保健薬

 午後36問:漢方処方製剤

 午後37問:消毒薬

 午後38問:衛生害虫、殺虫剤、忌避剤

 午後39問:殺虫剤

 午後40問:妊娠検査薬

令和5年度 山口県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(午後第1~40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後第41問~60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

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こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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