104問‐東京都 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「添付文書‐使用しないこと」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

104問‐添付文書‐使用しないこと

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「プソイドエフェドリン塩酸塩――高血圧」ですが、そのように記載されます。

 「プソイドエフェドリン塩酸塩」は、選択肢の高血圧のほか、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病の基礎疾患に人は、「使用を避ける」となっています。

 「プソイドエフェドリン塩酸塩」は、注意書きが最もたくさんあるので、狙われています。キッチリ、精読しておいてください。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 bの「アセトアミノフェン――――――心臓病」ですが、そのような記載されません。

 心臓病の人が「服用を避ける」のは、先の「プソイドエフェドリン塩酸塩」のほか、「カフェイン」や「芍薬甘草湯」があります。

 よって、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 cの「メキタジン――――――――――甲状腺機能障害」ですが、そのように記載されません。

 甲状腺機能障害の人が、「使用を避ける」のは、先の「プソイドエフェドリン塩酸塩」です。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 dの「芍薬甘草湯――――――――――糖尿病」ですが、そのように記載されません。

 「芍薬甘草湯」に「服用しない」と記載されるのは、「心臓病」の人です。

 「糖尿病」で「服用しない」と記載されるのは、先の「プソイドエフェドリン塩酸塩」です。

 芍薬甘草湯は、漢方処方製剤ですが、当該「心臓病・・・服用しない」だけは、押えておきましょう。「医薬品」でも、出ています。

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

適正使用

 101問:添付文書・・・「ふつう」。

 102問:服用しないこと・・・「ふつう」。

 103問:使用しないこと1・・・「ふつう」。

 104問:使用しないこと2・・・「ふつう」。

 105問:他の瀉下薬と服用しないこと・・・「難」。

 106問:クロルフェニラミンマレイン酸塩・・・「ふつう」。

 107問:長期連用しないこと・・・「ふつう」。

 108問:相談すること(血栓のある人)・・・「ふつう」。

 109問:相談すること(授乳中の人)・・・「やや難」。

 110問:相談すること(高齢者)・・・「難」。

 111問:相談すること(腎臓病)・・・「やや難」。

 112問:相談すること(クローン氏病等)・・・「ふつう」。

 113問:登録販売者の対応・・・「ふつう」。

 114問:安全性情報・・・「ふつう」。

 115問:副作用報告1・・・「やや難」。

 116問:副作用報告2・・・「ふつう」。

 117問:救済制度・・・「ふつう」。

 118問:医薬品PLセンター・・・「ふつう」。

 119問:安全対策・・・「ふつう」。

 120問:啓発活動・・・「ふつう」。

R1 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする