22問‐東京都 R1年度（2019年度）過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　本問は、「消化器系」の出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

22問‐消化器系２

　

　（クリックして拡大。）

難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

解説：a

　ａの「胃液による消化作用から胃自体を保護するため、胃の粘膜表皮を覆う細胞から粘液が分泌されているが、胃液分泌と粘液分泌のバランスが崩れると、胃液により胃の内壁が損傷を受けることがある。」ですが、正しい記述です。

　ストレスで胃が痛くなるのも、このためです。

　配偶者も、胃痛の原因となります。

　こんな次第で、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説：b

　ｂの「胃粘液に含まれる成分は、小腸におけるビタミンＢ１２の吸収に重要な役割を果たしている。」ですが、正しい記述です。

　テキストそのとおりの記述です。

　ビタミン系は、「胃・胆嚢・大腸・腎臓のビタミンのまとめ‐登録販売者 人体」などを参考に、丁寧に押えておきましょう。頻出です。

　よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説：c

　ｃの「胃腺から分泌されるペプシノーゲンは、胃酸によって、ペプトンとなる。」ですが、誤った記述です。

　ふざけた問題です。

　胃酸によって、ペプシノーゲンは、「ペプシン」となります。

　選択肢のいう「ペプトン」は、先の「ペプシン」によって半消化されたタンパク質をいいます。

　間違った人は、テキストで確認しておきましょう。

　よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説：d

　ｄの「炭水化物主体の食品は、脂質分の多い食品に比べて胃内での滞留時間が長い。」ですが、誤った記述です。

　実体験として、ご飯はすぐお腹が空く、揚げ物を食べるとお腹が空かないことを、体験したことのある人なら、即答できるはずです。

　正しくは、「炭水化物主体の食品は、脂質分の多い食品に比べて胃内での滞留時間が“短い”。」です。

　よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

　「a」は「正」です。

　「b」は「正」です。

　「c」は「誤」です。

　「d」は「誤」です。

　先の組み合わせを探せば、

　正解：1

　さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

　>>> 次の問題へ。

人体

　21問：消化器系１・・・「ふつう」。

　22問：消化器系２・・・「ふつう」。

　23問：消化器系３・・・「ふつう」。

　24問：呼吸器系・・・「ふつう」。

　25問：循環器系・・・「ふつう」。

　26問：泌尿器系・・・「ふつう」。

　27問：目・・・「ふつう」。

　28問：外皮系・・・「ふつう」。

　29問：骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

　30問：脳や神経系・・・「ふつう」。

　31問：有効成分の吸収・・・「ふつう」。

　32問：剤形・・・「ふつう」。

　33問：肝機能障害・・・「ふつう」。

　34問：偽アルドステロン症・・・「ふつう」。

　35問：無菌性髄膜炎・・・「ふつう」。

　36問：消化性潰瘍など・・・「ふつう」。

　37問：副作用‐喘息・・・「ふつう」。

　38問：副作用‐循環器系・・・「ふつう」。

　39問：副作用‐皮膚の症状・・・「ふつう」。

　40問：副作用‐薬疹・・・「ふつう」。

R1 東京都 科目別

　弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

　・R1 東京 ガイダンス

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第1～第20問）

　・人体の働きと医薬品（第21～第40問）

　・薬事に関する法規と制度（第41～第60問）

　・主な医薬品とその作用（第61～第100問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（第101問～第120問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

★みんなとシェアする

△