26問‐東京都 R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、泌尿器系についての出題です。定番の論点ばかりです。難しいところはありません。

26問‐泌尿器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 aの「糸球体から1本の尿細管が伸びて、ボウマン嚢と尿細管とで腎臓の基本的な機能単位(ネフロン)を構成している。」ですが、誤った記述です。

 配偶者のような突っ込み満載の選択肢です。ダメダメです。

 まず、間違っているのは、「糸球体から1本の尿細管が伸びて」のところです。

 正しくは、「“ボウマン嚢”から1本の尿細管が伸びて」です。

 次に、間違っているのは、「ボウマン嚢と尿細管とで(…略…)ネフロンを構成」のところです。

 正しくは、「“腎小体”と尿細管とで(…略…)ネフロンを構成」です。

 ふざけんな!という問題なので、絶対に間違えないでください。

 こんな次第で、選択肢の「a」は、「誤」と相なります。

解説:b

 bの「副腎は、腎臓の上部に附属し、副腎皮質からはアドレナリンとノルアドレナリンが、副腎髄質からはアルドステロンが産生・分泌される。」ですが誤った記述です。

 よく出るところなので、ガチ暗記が必要です。

 副腎皮質・・・副腎皮質ホルモン(アルドステロンなど)

 副腎髄質・・・アドレナリンとノルアドレナリンが産生・分泌

 上記2点は、ガチンコに暗記してください。「人体」で、有数の出題率です。

 こんな次第で、選択肢の「b」は、「誤」と相なります。

解説:c

 cの「男性は、加齢とともに前立腺が肥大し、尿道を圧迫して排尿困難等を生じることがある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢の「c」は、「正」と相なります。

解説:d

 「腎小体では、肝臓でアミノ酸が分解されて生成する尿素など、血液中の老廃物が濾過される。」ですが、正しい記述です。

 こんな風に、「人体」では、そこそこ突っ込んだ問題が出ます。

 腎小体・・・肝臓でアミノ酸が分解されて生成する尿素など、血液中の老廃物が濾過される。血球やタンパク質以外の血漿成分も、腎小体で濾過される。

 尿細管・・・原尿中のブドウ糖やアミノ酸等の栄養分及び血液の維持に必要な水分や電解質が再吸収される。

 各器官ごとの働きを、正確に押えておきましょう。

 「d」は「正」です。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 この組み合わせを探せば、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 21問:消化器系1・・・「ふつう」。

 22問:消化器系2・・・「ふつう」。

 23問:消化器系3・・・「ふつう」。

 24問:呼吸器系・・・「ふつう」。

 25問:循環器系・・・「ふつう」。

 26問:泌尿器系・・・「ふつう」。

 27問:目・・・「ふつう」。

 28問:外皮系・・・「ふつう」。

 29問:骨格系及び筋組織・・・「ふつう」。

 30問:脳や神経系・・・「ふつう」。

 31問:有効成分の吸収・・・「ふつう」。

 32問:剤形・・・「ふつう」。

 33問:肝機能障害・・・「ふつう」。

 34問:偽アルドステロン症・・・「ふつう」。

 35問:無菌性髄膜炎・・・「ふつう」。

 36問:消化性潰瘍など・・・「ふつう」。

 37問:副作用‐喘息・・・「ふつう」。

 38問:副作用‐循環器系・・・「ふつう」。

 39問:副作用‐皮膚の症状・・・「ふつう」。

 40問:副作用‐薬疹・・・「ふつう」。

R1 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

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こまごましたもの

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