本問は、鎮咳去痰薬についての問題です。基礎・基本の出題です。テキストを何度も読めば頭に入ります。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
aの「トリメトキノール塩酸塩は、交感神経系を刺激して気管支を拡張させる作用を示し、呼吸を楽にして咳や喘息の症状を鎮めることを目的として用いられる。」ですが、正しい記述です。
「トリメトキノール塩酸塩」は、「アドレナリン作動成分(気管支拡張成分)」で、選択肢のいう「交感神経系を刺激して気管支を拡張させる」作用があります。
よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。
当該トリメトキノール塩酸塩は、名前のなかに「リン」が入っていないので、個別的に憶える必要があります。
bの「ジメモルファンリン酸塩は、延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑えることを目的として用いられる。」ですが、正しい記述です。
「ジメモルファンリン酸塩」は、「非麻薬性鎮咳成分」で、「延髄の咳嗽中枢に作用して咳を抑える」の作用があります。
よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。
ジメモルファンリン酸塩は、名前のなかに「リン」がありますが、アドレナリン作動成分ではないので、注意してください。よく出ます!
cの「クレゾールスルホン酸カリウムは、口腔咽喉薬の効果を兼ねたトローチ剤やドロップ剤において、殺菌消毒成分として配合されている。」ですが、誤った記述です。
「クレゾールスルホン酸カリウム」に、選択肢のいうような特性はありません。
「トローチ剤やドロップ剤に配合される」のは、「非麻薬性鎮咳成分」の「デキストロメトルファンフェノールフタリン塩」です。
よって、選択肢の「3」は、「誤」と相なります。
なお、クレゾールスルホン酸カリウムが「殺菌消毒成分」なのは、正しい記述です。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「誤っているもの」は、「5」と相なります。
正解:5
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
61問:かぜ薬・・・「ふつう」。
62問:漢方処方製剤・・・「難」。
63問:解熱鎮痛薬・・・「やや難」。
64問:ピリン系解熱鎮痛薬・・・「ふつう」。
65問:イブプロフェン・・・「ふつう」。
66問:眠気薬・・・「難」。
67問:鎮暈薬・・・「ふつう」。
68問:鎮咳去痰薬1・・・「ふつう」。
69問:鎮咳去痰薬2・・・「難」。
70問:口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)・・・「ふつう」。
71問:胃腸薬・・・「ふつう」。
72問:胃薬・・・「ふつう」。
73問:瀉下薬1・・・「ふつう」。
74問:瀉下薬2・・・「やや難」。
75問:漢方処方製剤・・・「難」。
76問:胃腸に作用する薬・・・「ふつう」。
77問:駆虫薬・・・「ふつう」。
78問:強心薬・・・「難」。
79問:コレステロール・・・「ふつう」。
80問:循環器用薬・・・「ふつう」。
81問:痔及び痔疾用薬・・・「やや難」。
82問:泌尿器用薬・・・「難」。
83問:婦人薬・・・「難」。
84問:内服アレルギー用薬・・・「ふつう」。
85問:鼻炎用内服薬・・・「難」。
86問:鼻炎用点鼻薬・・・「ふつう」。
87問:眼科用薬・・・「ふつう」。
88問:外皮用薬1・・・「ふつう」。
89問:外皮用薬2・・・「ふつう」。
90問:角質軟化薬等・・・「ふつう」。
91問:みずむし・たむし用薬・・・「ふつう」。
92問:毛髪用薬・・・「ふつう」。
93問:歯痛・歯槽膿漏薬・・・「やや難」。
94問:禁煙補助剤・・・「ふつう」。
95問:ビタミン主薬製剤・・・「ふつう」。
96問:滋養強壮保健薬・・・「難」。
97問:漢方処方製剤・・・「難」。
98問:生薬・・・「難」。
99問:殺虫剤・・・「ふつう」。
100問:妊娠検査薬・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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