本問は、「してはいけない」についての問題です。各医薬品成分のド定番の論点です。すべて答えられるようになっておきましょう。テキストや過去問で、しっかり押えておいてください。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
問題文のいう「乳児に昏睡を起こすおそれがあるため…略…授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」となっているのは、「4」の「ジフェンヒドラミン塩酸塩」です。
キーワードは、「乳児‐昏睡」で、こうなるのは、当該ジフェンヒドラミン塩酸塩のみです。
参考:ジフェンヒドラミン塩酸塩
「1」の「アスピリンアルミニウム」ですが、「解熱鎮痛成分」です。「アスピリン」の胃負担を軽減したものです。
アスピリンアルミニウムは、「胎児や出産時の母体への影響」から、「出産予定日の12週以内の使用を避ける」となっています。
参考:アスピリン
「2」の「アミノ安息香酸エチル」ですが、「メトヘモグロビン血症を起こすおそれがある」ので、「6歳未満の小児への使用を避ける」となっています。
参考:アミノ安息香酸エチル
「3」の「ブロモバレリル尿素」ですが、「胎児に障害を引き起こすおそれがある」ので、「妊婦は使用を避ける」となっています。
参考:ブロモバレリル尿素
「5」の「オキセサゼイン」ですが、「安全性が確立されていない」ので、「妊婦は使用を避ける」となっています。
参考:オキセサゼイン
こんな次第で、答えは、「4」と相なります。
正解:4
101問:添付文書1・・・「ふつう」。
102問:添付文書2・・・「ふつう」。
103問:添付文書3・・・「ふつう」。
104問:使用しない・・・「ふつう」。
105問:してはいけない・・・「ふつう」。
106問:服用しない1・・・「難」。
107問:服用しない2・・・「ふつう」。
108問:相談すること・・・「ふつう」。取れる。
109問:保製品表示管等・・・「ふつう」。
110問:緊急安全性情報・・・「ふつう」。
111問:総合機構HP・・・「ふつう」。
112問:副作用情報収集・・・「ふつう」。
113問:副作用報告1・・・「ふつう」。
114問:副作用報告2・・・「ふつう」。
115問:救済制度・・・「ふつう」。
116問:救済請求期限・・・「ふつう」。
117問:救済支給対象・・・「ふつう」。取れる問題。
118問:PL・・・「ふつう」。
119問:PPA・・・「ふつう」。
120問:啓発活動・・・「ふつう」。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする