108問‐東京都 H29年度(2017年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「相談すること」についての問題です。解ける問題ですが、「相談すること」は、多岐に渡るので、手に負えそうにないなら、「捨て問」でもよいでしょう。

108問‐相談すること

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説:a

 正しい記述です。

 「腎臓病の人」は、「合成ヒドロタルサイト」を使用する前に、「医師などに相談する」ことになっています。

 よって、選択肢の「a」は、「正」と相なります。

解説:b

 正しい記述です。

 「緑内障の人」は、「ジフェニドール塩酸塩」を使用する前に、「医師などに相談する」ことになっています。

 なお、ジフェニドール塩酸塩は、「抗めまい成分」で、排尿困難の症状にある人も、「医師などに相談する」ことになっています。

 よって、選択肢の「b」は、「正」と相なります。

解説:c

 誤った記述です。

 「抗炎症成分」の「セミアルカリプロティナーゼ」ですが、「肝臓病の診断を受けている人」は、使用する前に、「医師などに相談する」ことになっています。

 なお、「貧血」が「医師などに相談する」なのは、駆虫薬の「ピペラジンリン酸塩」です。

 よって、選択肢の「c」は、「誤」と相なります。

解説:d

 「キサンチン系成分」である「ジプロフィリン」ですが、「てんかんの診断を受けている人」は、使用する前に、「医師などに相談する」ことになっています。

 よって、選択肢の「d」は、「誤」と相なります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、「3」と相なります。

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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適正使用

 101問:添付文書1・・・「ふつう」。

 102問:添付文書2・・・「ふつう」。

 103問:添付文書3・・・「ふつう」。

 104問:使用しない・・・「ふつう」。

 105問:してはいけない・・・「ふつう」。

 106問:服用しない1・・・「難」。

 107問:服用しない2・・・「ふつう」。

 108問:相談すること・・・「ふつう」。取れる。

 109問:保製品表示管等・・・「ふつう」。

 110問:緊急安全性情報・・・「ふつう」。

 111問:総合機構HP・・・「ふつう」。

 112問:副作用情報収集・・・「ふつう」。

 113問:副作用報告1・・・「ふつう」。

 114問:副作用報告2・・・「ふつう」。

 115問:救済制度・・・「ふつう」。

 116問:救済請求期限・・・「ふつう」。

 117問:救済支給対象・・・「ふつう」。取れる問題。

 118問:PL・・・「ふつう」。

 119問:PPA・・・「ふつう」。

 120問:啓発活動・・・「ふつう」。

H29 東京都 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・H29 東京 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・人体の働きと医薬品(第21~第40問)

 ・薬事に関する法規と制度(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

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