第35問‐栃木県 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「ＨＩＶ（ヒト免疫不全ウイルス）訴訟」についての問題です。基本問題です。テキストを精読しておきましょう。難しいところはありません。
第35問‐ＨＩＶ（ヒト免疫不全ウイルス）訴訟
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
解説
「HIV訴訟」の問題です。ド定番論点です。
「HIV訴訟のポイントまとめ」を参考にしてください。
「薬害」については、細かいところまで問われるので、テキストの精読が必須です。
選択肢a
選択肢aの「ＨＩＶ訴訟の和解を踏まえ、国は、恒久対策の一つとして、エイズ治療・研究開発センター及び拠点病院を整備した。」ですが、正しい記述です。
制度創設は、薬害訴訟のド定番論点です。
「ＨＩＶ訴訟…エイズ治療・研究開発センター及び拠点病院」は、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢b
選択肢bの「白血病患者が、ＨＩＶが混入した原料血漿から製造された免疫グロブリン製剤の 投与を受けたことにより、ＨＩＶに感染したことに対する損害賠償訴訟である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「免疫グロブリン製剤」のところです。
正しくは、「血液凝固因子製剤」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
まずもって、「免疫グロブリン製剤」なる文言は、テキストにないはずです。
んで、「グロブリン」ですが、これは、「人体」のカタカナ語です。
不安な人は、「アルブミン・グロブリン（血漿）」や「免疫グロブリン（白血球）」を参考にしてください。
選択肢c
選択肢cの「血液製剤の安全確保対策として検査や献血時の問診の充実が図られた。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「緊急に必要とされる医薬品を迅速に供給するための「緊急輸入」制度の創設等を 内容とする、改正薬事法が成立した。」ですが、正しい記述です。
制度創設の「緊急輸入」は、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、設問ですが、「改正薬事法」のところは、少しだけ注意してください。
他県にて、「改正“薬機法”」などの「ひっかけ」が出たことがあります。ずっこけますね。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
基本知識
令和4年度 栃木県 科目別
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。
こまごましたもの
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