39問‐新潟県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「スモン及びスモン訴訟」についての問題です。難しいところはありません。ほぼ取れるはずです。

39問‐スモン及びスモン訴訟

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 スモン訴訟の基礎問題です。

 ド定番論点なので、「スモン・スモン訴訟のポイントまとめ」を、一読してください。

選択肢a

 選択肢aの「スモンの原因は、解熱鎮痛剤として販売されていたキノホルム製剤である。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「解熱鎮痛剤」のところです。

 正しくは、「整腸剤」です。

 ド定番のキーワードなので、ガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「スモンは、その原因となる医薬品成分が脳の組織を破壊し、次第に認知症に類似 した症状が現れ、死に至る重篤な神経難病である」ですが、誤った記述です。

 選択肢の説明は、「クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)」のものです。

 スモンですが、「初期には腹部の膨満感から激しい腹痛を伴う下痢を生じ、次第に下半身の痺れや脱力、歩行困難等が現れる。麻痺は上半身にも拡がる場合があり、ときに視覚障害から失明に至ることもある」となっています。

 ガチ暗記せよとは言いませんが、10回は読んでおきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「スモン患者に対しては、治療研究施設の整備、治療法の開発調査研究の推進、施 術費及び医療費の自己負担分の公費負担、世帯厚生資金貸付による生活資金の貸付 及び重症患者に対する介護事業が講じられている」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「スモン訴訟は、各地の地裁及び高裁において和解が勧められているが、いまだ全 面和解には至っていない」ですが、誤った記述です。

 和解しています。

 テキストに出てくる薬害訴訟は、すべて、和解されています。

 「薬害訴訟(CJD訴訟,HIV訴訟,スモン訴訟,サリドマイド訴訟)の共通事項+まとめ」も、一読してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品総論

 23問:医薬品のリスク評価

 24問:健康食品

 25問:医薬品の副作用

 26問:不適正使用と有害事象

 27問:医薬品の相互作用

 28問:医薬品と食品との飲み合わせ

 29問:高齢者

 30問:妊婦及び授乳婦

 31問:プラセボ効果

 32問:医薬品の品質

 33問:一般用医薬品の役割

 34問:一般用医薬品

 35問:販売時コミュニケーション

 36問:確認基本ポイント

 37問:薬害

 38問:サリドマイド

 39問:スモン及びスモン訴訟

 40問:HIV訴訟

令和3年度 新潟県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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