40問‐新潟県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「HIV訴訟」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

40問‐HIV訴訟

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

解説

 「HIV訴訟」の問題です。ド定番論点です。

 「HIV訴訟のポイントまとめ」を参考にしてください。

 「薬害」については、細かいところまで問われるので、テキストの精読が必須です。

選択肢a

 選択肢aの「白血病患者が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が混入した原料血 漿 から製造さ れた免疫グロブリン製剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対す る損害賠償訴訟である。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「白血病患者」のところです。

 正しくは、「血友病患者」です。

 他県では、「穴埋め問題」でも出てくるので、ガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「都道府県及び製薬企業を被告として、大阪地裁、東京地裁で提訴された。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「都道府県」のところです。

 正しくは、「」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「HIV(ヒト免疫不全ウイルス)訴訟の和解を踏まえ、国は、恒久対策の一つと して、エイズ治療研究開発センターを整備した」ですが、正しい記述です。

 そのほか、「緊急輸入制度」も、創設されました。

 制度創設は、ガチ暗記してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「HIV訴訟を契機に、血液製剤の安全確保対策として検査や献血時の問診の充実 が図られた」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:4

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品総論

 23問:医薬品のリスク評価

 24問:健康食品

 25問:医薬品の副作用

 26問:不適正使用と有害事象

 27問:医薬品の相互作用

 28問:医薬品と食品との飲み合わせ

 29問:高齢者

 30問:妊婦及び授乳婦

 31問:プラセボ効果

 32問:医薬品の品質

 33問:一般用医薬品の役割

 34問:一般用医薬品

 35問:販売時コミュニケーション

 36問:確認基本ポイント

 37問:薬害

 38問:サリドマイド

 39問:スモン及びスモン訴訟

 40問:HIV訴訟

令和3年度 新潟県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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