28問‐感覚器官(目、鼻及び耳) R2年度(2021年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基本知識」の「医薬品と食品との飲み合わせ」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

28問‐医薬品と食品との飲み合わせ

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「アルコールは、主として肝臓で代謝されるため、酒類(アルコール)をよく摂取 する者では、肝臓の代謝機能が低下していて、医薬品が体内から代謝されにくくなっている。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「肝臓の代謝機能が低下していて、医薬品が体内から代謝されにくくなっている」のところです。

 正しくは、「代謝機能が高まっていることが多く、医薬品が体内から代謝されやすくなっている」です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

 なお、代謝されやすい具体例として、「アセトアミノフェン」が問われることもあるので、テキストで確認しておきましょう。

選択肢b

 選択肢bの「総合感冒薬にはカフェインが含まれているものがあり、水ではなくコーヒーで飲 むことでカフェインの過剰摂取になることがある」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 昔、お茶で薬を飲んだらダメと言われましたが、カフェインの重複も、理由の1つのはずです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「外用薬は食品と吸収される部位が異なるため、食品による医薬品の作用や代謝へ の影響を考える必要はない」ですが、誤った記述です。

 手引きには、「外用薬や注射薬であっても、食品によって医薬品の作用や代謝に影響を受ける可能性がある。」…とあります。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は…、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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基本知識

 21問:医薬品の本質

 22問:医薬品総論

 23問:医薬品のリスク評価

 24問:健康食品

 25問:医薬品の副作用

 26問:不適正使用と有害事象

 27問:医薬品の相互作用

 28問:医薬品と食品との飲み合わせ

 29問:高齢者

 30問:妊婦及び授乳婦

 31問:プラセボ効果

 32問:医薬品の品質

 33問:一般用医薬品の役割

 34問:一般用医薬品

 35問:販売時コミュニケーション

 36問:確認基本ポイント

 37問:薬害

 38問:サリドマイド

 39問:スモン及びスモン訴訟

 40問:HIV訴訟

令和3年度 新潟県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和3年度 インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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