第22問‐奈良県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「人体」の「肝臓及び胆嚢」の出題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第22問‐肝臓及び胆嚢
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「胆汁酸塩には、脂質の消化を容易にし、脂溶性ビタミンの吸収を助ける働きがある。」ですが、正しい記述です。
「胆汁酸塩」の正しい記述です。
「胆汁酸塩」の別名は、コール酸、デオキシコール酸等です。
「利胆成分」に「ウルソデオキシコール酸」があります。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、他県にて、「ひっかけ」で「脂溶性ビタミン」が「“水”溶性ビタミン」などに変えられたので、注意してください。
選択肢b
選択肢bの「肝臓は、脂溶性ビタミンの貯蔵臓器としても働くが、水溶性ビタミンは貯蔵できな い。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「水溶性ビタミンは貯蔵できな い」のところです。
手引きには…、
「肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンＡ、Ｄ等のほか、ビタミンＢ６やＢ１２ 等の水溶性ビタミンの貯蔵臓器でもある」
…とあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ビタミンについては、「登録販売者の人体のビタミン（ビタミンK、ビタミンD、ビタミンA、ビタミンK、ビタミンD、ビタミンA、脂溶性ビタミン、水溶性ビタミン等等）の憶え方とまとめ」も、参考にしてください。
選択肢c
選択肢cの「肝機能障害や胆管閉塞などを起こすと、ビリルビンが循環血液中に滞留して、黄疸 を生じる。」ですが、正しい記述です。
「黄疸」の正しい記述です。
よく耳目にする病気のため、よく出ています。
選択肢の太文字部分は、今一度、見ておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「消化管から吸収されたアルコールは、肝臓でアセトアルデヒドに代謝されたのち、 そのままの形で腎臓から排泄される。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
アルコールですが、「アセトアルデヒドに代謝されたのち、さらに代謝されて酢酸となる」となっています。
酒飲みなら、即答できるかと思います。
下戸の人は、テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
人体
令和5年度 奈良県
・医薬品に共通する特性と基本的な知識（午前：第1～第20問）
独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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こまごましたもの
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興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。
そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。
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