登録販売者 宮城県 過去問+解説 令和6年度(2024年度)午後第12問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 令和6年度(2024年度)宮城県 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「薬の消化管吸収」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

宮城県 午後第12問‐薬の消化管吸収

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「内服薬のほとんどは、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、 全身作用を現す」ですが、正しい記述です。

 「消化管吸収」の正しい記述です。

 手引きには…、

 「内服薬のほとんどは、その有効成分が消化管から吸収されて循環血液中に移行し、全身 作用を現す」

 …とあります。

 本問のような、なんでもない記述が出るようになっています。テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「坐剤は肛門から医薬品を挿入することにより、直腸内で溶解させ、薄い直腸内壁の粘膜から有効成分を吸収させるものである」ですが、正しい記述です。

 「坐剤」のそのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「内服薬の 有効成分は主に小腸で吸収されるが、消化管の吸収は、濃度の低い方から 高い方へ能動的に拡散していく現象である」ですが、誤った記述です。

 ド定番論点です。

 間違っているのは、「濃度の低い方から 高い方へ能動的に拡散していく現象である」のところです。

 正しくは、「濃度の“高い方から低 い方”へ“受動的”に拡散していく現象である」です。

 昔からここが問われるので、ガチで押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢d

 選択肢dの「内服薬の有効成分によっては消化管の粘膜に障害を起こすことがあるため、食事の 時間と服用時期との関係が各医薬品の用法に定められている」ですが、正しい記述です。

 食前とか食後とかですね。

 難しく考えないで、解答してください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「d」は「正」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:3

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:小腸

 午後2問:消化器系

 午後3問:消化器系

 午後4問:循環器系

 午後5問:血液の成分

 午後6問:内臓器官

 午後7問:腎臓

 午後8問:泌尿器系

 午後9問:目

 午後10問:目2

 午後11問:感覚器

 午後12問:薬の消化管吸収

 午後13問:薬の体内での働き

 午後14問:剤形

 午後15問:一般用医薬品の副作用

 午後16問:ショック(アナフィラキシー)

 午後17問:偽アルドステロン症

 午後18問:消化器系の副作用

 午後19問:呼吸器系の副作用

 午後20問:感覚器系の副作用

令和6年度 宮城県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後41問~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

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