登録販売者宮城県過去問＋解説令和6年度（2024年度）午後第2問

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

　令和6年度（2024年度）宮城県登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「人体」の「消化器系」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

宮城県午後第2問‐消化器系

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難易度コメント＋こたえ

　本問の難易度は、「ふつう」です。

　なお、本問の解答は、こちら（数字のみ）です。

解説

　受験生の苦手なカタカナ語句が正面から問われています。

　「カタカナ語句対策インデックス」にまとめているので、苦手な人は活用して見てください。

選択肢1

　選択肢１の「マルターゼは、胃で半消化されたタンパク質をさらに細かく消化する。」ですが、誤った記述です。

　「マルターゼ」は、「炭水化物を単糖類（ブドウ糖、ガラクトース、果糖）まで分解する」ものです。

　選択肢にある「胃で半消化されたタンパク質をさらに細かく消化する」なのは、「トリプシン」です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢2

　選択肢２の「ペプシンは、タンパク質を消化する酵素である」ですが、正しい記述です。

　選択肢の言うように、ペプシンは、タンパク質の消化酵素です。

　なお、ペプシンの前段階？が「ペプシノーゲン」です。

　「ペプシノーゲン→ペプシン」は、チェックしておきましょう。

　よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

　選択肢３の「唾液アミラーゼは、タンパク質をアミノ酸まで分解する」ですが、誤った記述です。

　「唾液アミラーゼ」は、「デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する消化酵素」です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

　なお、選択肢の言う「タンパク質をアミノ酸まで分解する」なのは、「エレプシン」です。

選択肢4

　選択肢４の「トリプシンは、デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する」ですが、誤った記述です。

　先に見たように、「トリプシン」は、「胃で半消化されたタンパク質をさらに細かく消化する」です。

　んで、「デンプンをデキストリンや麦芽糖に分解する」のは、「唾液アミラーゼ」です。

　よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

　「1」は「誤」です。

　「2」は「正」です。

　「3」は「誤」です。

　「4」は「誤」です。

　「正しいもの」は、

　正解：2

　>>> 次の問題へ。

人体

　午後16問：ショック（アナフィラキシー）

令和6年度宮城県科目別

　・インデックス

　・医薬品に共通する特性と基本的な知識（第1～第20問）

　・主な医薬品とその作用（第21～第60問）

　・人体の働きと医薬品（午後1～第20問）

　・薬事に関する法規と制度（午後21～第40問）

　・医薬品の適正使用と安全対策（午後41問～第60問）

独学向け教材

　使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

　テキストは、初心者向けでオマケ付きの「らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集第4版」で…、

　過去問は、掲載問題数が一番多い「超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

　登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

　興味のある方は、「登録販売者の投稿記事」の「登録販売者：語呂合わせ」や「登録販売者：まとめ」、「登録販売者：憶え方」などをお目汚しください。

　そのほか、「登録販売者：医薬品」や「登録販売者：生薬」、「登録販売者：漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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