第4問‐関西広域連合 令和4年度（2022年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「基本知識」の「医薬品の副作用」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第4問‐医薬品の副作用
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「世界保健機関（ＷＨＯ）の定義によれば、疾病の予防のために人に通常用 いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応は、医薬品の副作 用には含まれない。」ですが、誤った記述です。
配偶者のように、全然違います。
WHOの副作用の定義ですが…、
「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」
…となっています。
選択肢の言うことこそが、「副作用」です。
当該副作用の定義は、「穴埋め問題」でも出るので、各キーワードは、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「医薬品の有効成分である薬物が生体の生理機能に影響を与えることを薬理作用といい、通常、薬物は単一の薬理作用を有する」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「単一の薬理作用を有する」のところです。
正しくは、「複数の薬理作用を併せ持つ」です。
もし、「単一の薬理作用しかない」のなら、副作用も存在しないですよね。
こういう推測からも、判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作 用によって、別の疾病の治療が妨げられることがある。」ですが、正しい記述です。
「相互作用」の正しい記述です。そのとおりの記述で、解説のしようがありません。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「眠気や口渇等の日常生活に支障を来さない程度の症状は、副作用とは言 わない。」ですが、誤った記述です。
一瞬、きょとんとする選択肢です。
眠気は、明らかに、支障のある副作用です。
「適正使用」の「運転操作しない」の論点を、思い出してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解：3
もし、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が上がります。
基本知識
令和4年度 関西広域連合 科目別
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独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
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