本問は、「基本知識」の「小児への医薬品の使用」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「5歳未満の幼児に使用される錠剤やカプセル剤などの医薬品では、服用 時に喉につかえやすいので注意するよう添付文書に記載されている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
数字は、常に狙われています。「5歳未満の幼児」は、チェックしておきましょう。「基本知識の数字」を一読をば。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」において、新生児と は、おおよその目安として生後4週未満をいう。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
憶え方あります。「高齢者と乳児・幼児・小児の年齢の憶え方」を、参考にしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
なお、選択肢に出てくる小難しい語句の「医療用医薬品の添付文書等の記載要領の留意事項」は、無視していいです。憶える必要はありません。
選択肢cの「小児は腎臓の機能が未発達であるため、医薬品の成分の排泄に要する時間が短く、作用が弱くなることがある。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「時間が短く、作用が弱くなることがある。」のところです。
正しくは、「時間がかかり、作用が強く出過ぎたり、副作用がより強く出ることがある」です。
ド定番論点です。次の選択肢で見る「腸」ともども、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「小児は、大人と比べて身体の大きさに対して腸が短いため、服用した医薬品の吸収率が相対的に低く、期待する効果が得られない場合がある」ですが、誤った記述です。
これまた、定番論点です。
間違っているのは、「大人と比べて身体の大きさに対して腸が短いため、服用した医薬品の吸収率が相対的に低く、期待する効果が得られない場合がある」のところです。
正しくは、「小児は大人と比べて身体の大きさに対して腸が“長く”、服用した医薬品の吸収率が相対的に“高い”」です。
「小児…長く・高い」は、ガチで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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