第97問‐茨城県 令和4年度(2022年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「医薬品」の「漢方処方製剤及び生薬製剤」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

第97問‐漢方処方製剤及び生薬製剤

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であ っても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととされている。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 数字の「生後3ヶ月未満の乳児には使用しない」は、ガチで押えておきましょう。

 「医薬品の数字10」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の販売に従事する専門家は、購入者等が、「漢方薬は副作用が少ない」など といった誤った考えで使用することを避け、適切な医薬品を選択することができる よう、積極的な情報提供を行うことに努める必要がある。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 注意喚起の意味でも、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「漢方処方製剤を利用する場合、患者の「証」に合わないものが選択されても、効 果が得られないだけで、副作用を生じることはない。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「患者の「証」に合わないものが選択されても、効 果が得られないだけで、副作用を生じることはない」のところです。

 正しくは、「合わないものが選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作 用を生じやすくなる」です。

 まあ、常識的に判断できるかと思います。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「誤」です。

 「正しいもの」の組み合わせは、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

 >>> 次の問題へ。

医薬品

 61問:かぜ薬

 62問:かぜ薬の配合成分

 63問:漢方処方製剤(鎮痛)

 64問:アスピリン

 65問:眠気を促す薬及びその成分

 66問:カフェイン

 67問:鎮暈薬

 68問:生薬(小児鎮静薬)

 69問:漢方処方製剤(鎮咳去痰)

 70問:鎮咳去痰薬

 71問:口腔咽喉薬及びうがい薬

 72問:生薬(強心薬)

 73問:高コレステロール改善薬

 74問:貧血用薬

 75問:循環器用薬

 76問:生薬(婦人薬)

 77問:アレルギー

 78問:内服アレルギー用薬

 79問:鼻に用いる薬

 80問:尿糖・尿タンパク検査薬

 81問:胃に作用する薬 制酸成分

 82問:胃に作用する薬 健胃薬

 83問:漢方処方製剤(胃の不調)

 84問:腸の薬(整腸薬、止瀉薬、瀉下薬)

 85問:止瀉薬

 86問:瀉下薬

 87問:胃腸鎮痛鎮痙薬 抗コリン成分

 88問:痔疾用薬

 89問:漢方処方製剤(泌尿器用薬)

 90問:目及び眼科用薬

 91問:角膜の乾燥を防ぐ眼科用薬

 92問:殺菌消毒成分

 93問:肌の角質化、かさつき等を改善する配合成分

 94問:歯痛薬

 95問:禁煙補助剤

 96問:滋養強壮保健薬

 97問:漢方処方製剤及び生薬製剤

 98問:漢方処方製剤

 99問:殺菌消毒成分

 100問:殺虫剤・忌避剤

令和4年度 茨城県 科目別

 ・インデックス

 ・薬事に関する法規と制度(第1~第20問)

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第21~第40問)

 ・人体の働きと医薬品(第41~第60問)

 ・主な医薬品とその作用(第61~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする