令和4年度(2022年度)北海道 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「眼科用薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「イプシロン -アミノカプロン酸は、炎症の原因となる物質の生成を抑える作用を示し、目の炎症を改善する効果を期待して用いられる。」ですが、正しい記述です。
「抗炎症成分」の「イプシロン-アミノカプロン酸」の正しい記述です。
「炎症の原因となる物質の生成を抑える」のところが固有論点なので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「ネオスチグミンメチル硫酸塩 は、結膜を通っている血管を収縮させて目の充血を除去することを目的として、配合されている場合がある」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「血管を収縮させて目の充血を除去」ウンヌンは、「アドレナリン作動成分」の「ナファゾリン塩酸塩」などの効能です。
「ネオスチグミンメチル硫酸塩」ですが、「目の調節機能を改善する配合成分」です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「パンテノールは、末梢の微小循環を促進させることにより、結膜充血、疲れ目の症 状を改善する効果を期待して用いられる。」ですが、誤った記述です。
選択肢の言う「末梢の微小循環を促進」ウンヌンなのは、「ビタミンE」です。
血行関係は、ビタミンEです。
なお、「パンテノール」ですが、「自律神経系の伝達物質の産生に重要な成分 であり、目の調節機能の回復を促す効果を期待」です。
「医薬品 その他系のビタミン成分」も、参考にしてください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「アスパラギン酸カリウムは、新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して、 配合されている場合がある」ですが、正しい記述です。
いわゆる「アミノ酸成分」からの出題です。
手引きには、「新陳代謝を促し、目の疲れを改善する効果を期待して、アスパラギン酸カリウム、アスパラ ギン酸マグネシウム等が配合されている場合がある。」とあります。
ガチ暗記は無用ですが、テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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