令和4年度(2022年度)北海道 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「鎮咳去痰薬」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「ジヒドロコデインリン酸塩を含む医薬品は、12歳未満の小児等への使用は禁忌で ある。」ですが、正しい記述です。
「鎮咳成分」の「ジヒドロコデインリン酸塩」の正しい記述です。
手引きには…、
「コデインリン酸塩水和物及びジヒドロコデインリン酸塩は、依存性が ある成分であることに留意する必要がある。
「また、これらの咳止め成分は12才未満の小児 には使用禁忌となっている。」
…とあります。
当該12歳未満ウンヌンは、「適正使用」には出ないためか、「医薬品」での出題が目立ちます。
禁忌は、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「咳は、気管や気管支に何らかの異変が起こったときに、その刺激が中枢神経系に伝 わり、延髄にある咳嗽中枢の働きによって引き起こされる反応である。」ですが、正しい記述です。
「咳」のメカニズムの正しい記述です。
総論部分からも出題はあるので、遺漏なく、テキストを精読しておきましょう。
なお、「ひっかけ」で、「延髄にある咳嗽中枢」が「“脊”髄にある咳嗽中枢」などに変えられるので、よくよく注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢cの「鎮咳去痰薬には、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、内用液剤、シロップ剤のほか、 口腔咽喉薬の目的を兼ねたトローチ剤やドロップ剤がある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「呼吸器官に感染を起こしたときは、気道粘膜からの粘液分泌が減り、その粘液に気道に入り込んだ異物や粘膜上皮細胞の残骸などが混じって 痰となる」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「気道粘膜からの粘液分泌が減り」のところです。
正しくは、「気道粘膜からの粘液分泌が増え」です。
落ち着いて選択肢に当たりましょう。すぐおかしいなと分かるかと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「正」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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