令和4年度(2022年度)北海道 登録販売者試験の過去問と解説。本問は、「医薬品」の「口腔咽喉薬・含嗽薬」についての問題です。難しいところはありません。テキストを精読し、過去問を解いていれば、穏当に取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「噴射式の液剤は、息を吸いながら噴射すると気管支や肺に入ってしまうおそれがあ るため、軽く息を吐きながら噴射することが望ましい。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、定番の「ひっかけ」で、「軽く息を“吸いながら”」などと変えられるので、注意してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「グリチルリチン酸二カリウムは、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させ たり、その増殖を抑えることを目的として用いられる。」ですが、誤った記述です。
「グリチルリチン酸二カリウム」ですが、「抗炎症成分」です。
「殺菌消毒成分」には、「セチルピリジニウム塩化物」などがあります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「デカリニウム塩化物は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して配合さ れている場合がある。」ですが、誤った記述です。
「デカリニウム塩化物」ですが、これは、「殺菌消毒成分」です。
選択肢の言う「粘膜組織の修復」ウンヌンですが、これは、「アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)」が該当します。
手引きには…、
「炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)が配合されている場合もある」
…とあります。
テキストを精読しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「クロルヘキシジングルコン酸塩が配合された含嗽薬は、口腔内に傷やひどいただれ のある人では、強い刺激を生じるおそれがあるため、使用を避ける必要がある」ですが、正しい記述です。
「殺菌消毒成分」の「クロルヘキシジングルコン酸塩」の正しい記述です。
「使用上の注意」は、頻出論点なので、必ず、テキストを精読しておきましょう。
まあ、常識的に、口の中にキズがあるのであれば、染みそうな殺菌消毒成分は使いたくないですよね。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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