第60問‐広島県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「医薬品の陳列」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
第60問‐医薬品の陳列
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1
選択肢１の「要指導医薬品と第一類医薬品は、区別せずに陳列することができる」ですが、誤った記述です。
リスク区分が違うのですから、当然、区別して陳列します。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢2
選択肢２の「第二類医薬品及び第三類医薬品は、薬局等構造設備規則（昭和 36 年厚生省令第２号） に規定する「情報提供を行うための設備」から７メートル以内の範囲に陳列しなくては ならない」ですが、誤った記述です。
「第二類医薬品及び第三類医薬品」には、選択肢のような陳列規制はないです。
選択肢のような７メートル以内ウンヌンの規制があるのは、「指定第二類医薬品」です。
当該指定第二類医薬品の数字は、ガチで出るので、押えておきましょう。「穴埋め問題」でも出たくらいです。
参考：法規の数字
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3
選択肢３の「配置販売業においては、配置箱が陳列に該当するが、これにおいても第一類医薬品、 第二類医薬品及び第三類医薬品の区分ごとに陳列しなくてはならない」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
手引きの「注記」には…、
「通常、常備薬として用いられる製品をひと揃い収めた「配置箱」を預ける。これは法上、陳列に該当する。」
…とあります。
「陳列に該当する」以上は、区分して陳列することになります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4
選択肢４の「医薬品と食品は、区別せずに陳列することができる。」ですが、誤った記述です。
手引きには…、
「薬局や医薬品の販売業において、医薬品を販売する店舗と同一店舗で併せて、食品（保健機能食品を含む。）、医薬部外品、化粧品等の販売が行われる場合には、」
「医薬品と他の物品を区別して 貯蔵又は陳列することが求められる」
…とあります。
まあ、薬と食品をごっちゃに並べてはダメですよね。
難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
答え
「1」は「誤」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「正しいもの」は、
正解：3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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