本問は、「人体」の「剤形」についての問題です。 生薬の選択肢が1つありますが、最終解答には影響しないので、大丈夫なはずです。他の選択肢は、基礎レベルなので、テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「錠剤は、内服用人体の剤形として最も広く用いられており、一定の形状に成型された固形製剤であるため、有効成分の苦味や刺激性を口中で感じることなく服用できる。 」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「カプセル剤は、カプセル内に散剤や液剤等を充填した剤形であり、カプセルの原材料として乳糖が広く用いられているため乳成分に対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注意が必要である。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「乳糖」のところです。
カプセルの原材料として広く用いられているのは、「ゼラチン」です。
ゼラチンは、ブタなどのタンパク質を主成分としているため、ゼラチンに対してアレルギーを持つ人は使用を避けるなどの注意が必要です。
参考:食べ物アレルギー系(鶏卵アレルギー・牛乳アレルギー・ゼラチン)のまとめ
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「経口液剤では、苦味やにおいが強く感じられることがあるので、白糖等の糖類を混ぜたシロップ剤とすることがあるが、シロップ剤は粘りがあり容器に残りやすいので、残った部分を水ですすぎ、すすぎ液も飲むなどの工夫が必要である。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
わたしは、この記述に当たってからは、すすぎ液も飲むようになりました。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢dの「チュアブル錠は、腸内での溶解を目的として錠剤表面をコーティングしているものであるため、口の中で舐めたり噛み砕いて服用してはならない。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
「チュアブル錠」ですが、「口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形」です。
ちなみに、「チュアブル錠」の「チュア」は「chewable」で、チューイングガムの「チュー」です。噛めるってな意味です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「誤」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:2
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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