64問‐愛媛県 過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「膵臓」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

64問‐膵臓

 

 (クリックして拡大。)

難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「膵臓は、胃の後下部に位置する細長い臓器で、膵液を十二指腸へ分泌する。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。各器官の特徴は、よく出るので、テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「膵液は弱アルカリ性で、胃で酸性となった内容物を中和するのに重要である。」ですが、正しい記述です。

 これも正しい記述です。解説のしようがありません。

 ○○性は、そこそこ狙われるところです。

 「膵液…弱アルカリ性」ですが、「弱酸性」とか「弱中性」とかに変えられる事があるので、チェックしておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢c

 選択肢cの「膵液は、消化酵素の前駆体タンパクであり消化管内で活性体であるトリプシンに変換されるトリプシノーゲンのほか、デンプンを分解するアミラーゼ(膵液アミラーゼ)、脂質を分解するリパーゼなど、多くの消化酵素を含んでいる。」ですが、正しい記述です。

 他の問題でも言いましたが、トリプシン等のカタカナ語句は、頻出事項です。1つ1つ、丁寧に押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「膵臓は、消化腺であるとともに、血糖値を調節するホルモン(インスリン及びグルカゴン)等を血液中に分泌する内分泌腺でもある」ですが、正しい記述です。

 これまた、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 「インスリン及びグルカゴン」も、カタカナ語なので、要チェックです。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「正」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「正」です。

 「正しいものの組み合わせ」は、

 正解:5

 >>> 次の問題へ。

人体

 61問:消化器系

 62問:小腸

 63問:大腸

 64問:膵臓

 65問:胆嚢及び肝臓

 66問:呼吸器系

 67問:心臓及び血管系

 68問:血液

 69問:泌尿器系

 70問:骨格系及び筋組織

 71問:目、鼻、耳

 72問:脳や神経系

 73問:薬の生体内運命

 74問:剤形

 75問:ショック(アナフィラキシー)

 76問:皮膚粘膜障害

 77問:肝機能障害

 78問:偽アルドステロン症

 79問:呼吸器系の副作用

 80問:循環器系の副作用

令和2年度 愛媛県 科目別

 ・インデックス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

みんなとシェアする