本問は、「基本知識」の「HIV訴訟・C型肝炎訴訟」についての出題です。基本知識では、ほぼ毎回出題される内容なので、テキストの精読は必須です。選択肢を1つとして、落とさないようにしましょう。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢1の「HIV訴訟は、血友病患者が、HIVが混入した原料血漿 から製造された血液凝固因子製 剤の投与を受けたことにより、HIVに感染したことに対する損害賠償訴訟である。」ですが、正しい記述です。
基本問題ですね。
選択肢の太文字部分は、ガチで押えておきましょう。穴埋め問題でも出ますよ!
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「HIV訴訟等を踏まえ、緊急に必要とされる医薬品を迅速に供給するための「緊急輸入」 制度が創設された。 」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
不安な人は、テキストで確認しておきましょう。
参考:
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「C型肝炎訴訟は、大量出血などの際に特定のグロブリン製剤や血液凝固第Ⅸ因子製剤の投 与を受けたことにより、C型肝炎ウイルスに感染したことに対する損害賠償訴訟である。 」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「グロブリン製剤」のところです。
正しくは、「フィブリノゲン製剤」です。
ずっけこける選択肢ですね。
グロブリンは、免疫の奴ですね。人体で出る論点でしたね。
参考:
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「「薬害再発防止のための医薬品行政等の見直しについて(最終提言)」(平成22年4月 28日薬害肝炎事件の検証及び再発防止のための医薬品行政のあり方検討委員会)を受け、 医師、薬剤師、法律家、薬害被害者などの委員により構成される医薬品等行政評価・監視委 員会が設置された。 」ですが、正しい記述です。
選択肢の言うように、「C型肝炎訴訟」で「 医薬品等行政評価・監視委 員会」が創設されました。
ド定番論点ですよー。
よって、選択肢は、「正」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
誤っているものは、
正解:3
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、
過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '25年版 (2025年版) 」を使えば支障ありません。
登録販売者の独学方法については、「登録販売者の独学」を、参考にしてください。
登録販売者のブログ記事などは、「サイトマップ」に、挙げています。
★みんなとシェアする