午後第27問‐愛知県 令和5年度（2023年度）過去問と解説
まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。
本問は、「法規」の「医薬部外品」についての問題です。難しいところはありません。基礎・基本事項の出題です。
午後第27問‐医薬部外品
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難易度コメント＋こたえ
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢a
選択肢aの「医薬部外品を販売する場合には、店舗の所在地の都道府県知事による販売業の許可が必要 である。」ですが、誤った記述です。
「医薬部外品」なので、販売業の許可は無用です。
コンビニやスーパーでも売ってますね。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢b
選択肢bの「衛生害虫類（ねずみ、はえ、蚊、のみその他これらに類する生物）の防除のため使用され る製品群には、直接の容器又は直接の被包に「指定医薬部外品」と記載されていなければな らない。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「指定医薬部外品」のところです。
正しくは、「防除用医薬部外品」です。
選択肢の記述は、「防除用医薬部外品」のものです。
ちなみに、「指定医薬部外品」は、「かつては医薬品であ ったが医薬部外品へ移行された製品群」です。
「防除用医薬部外品」と「指定医薬部外品」は、要注意の語句です。
このページを「お気に入り」に入れておいて、試験直前で、憶え直してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢c
選択肢cの「医薬部外品は、その効能効果があらかじめ定められた範囲内であって、成分や用法等に照 らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能効果を表示・標榜 することが認められている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「医薬部外品」ですが、手引きには…、
「その効能効果があらかじめ定められた範囲内であっ て、」
「成分や用法等に照らして人体に対する作用が緩和であることを要件として、医薬品的な効能 効果を表示・標榜 することが認められている」
…とあります。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢d
選択肢dの「かつては医薬品であったが医薬部外品へ移行された製品群がある」ですが、正しい記述です。
選択肢bで見た「指定医薬部外品」のことです。
よって、選択肢は、「正」となります。
答え
「a」は「誤」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「正」です。
「d」は「正」です。
正解：4
さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は２回念押し‐最終得点は２～３点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。
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独学向け教材
使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、
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