午後第18問‐愛知県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「消化器系及び泌尿器系に現れる副作用」についての問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。

午後第18問‐消化器系及び泌尿器系に現れる副作用

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「消化性潰瘍は、胃や十二指腸の粘膜組織が傷害されて、粘膜組織の一部が粘膜筋板を超え て欠損する状態であり、医薬品の副作用により生じることも多い」ですが、正しい記述です。

 「消化性潰瘍」の正しい記述です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「イレウス様症状は、医薬品の作用によって腸管運動が著しく亢 進した状態で、激しい腹痛や嘔吐、軟便や著しい下痢が現れる。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「腸管運動が著しく亢進した状態」のところです。

 正しくは、「腸管運動が麻痺した状態」です。

 「イレウス様症状」は、いうなれば、「腸閉塞」なので、腸が動いてないですよね。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢3

 選択肢3の「医薬品の副作用による排尿困難や尿閉といった症状は、前立腺肥大等の基礎疾患がない人 でも現れることが知られている。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢4

 選択肢4の「医薬品の使用が原因で、尿の回数増加(頻尿)、排尿時の疼 痛、残尿感等の膀胱炎様症状 が現れることがあり、これらの症状が現れたときは、原因と考えられる医薬品の使用を中止 し、症状によっては医師の診断を受けるなどの対応が必要である」ですが、正しい記述です。

 「膀胱炎様症状」の正しい記述です。

 解説のしようがありません。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「誤」です。

 「3」は「正」です。

 「4」は「正」です。

 「誤っているもの」は、

 正解:2

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:胆嚢及び肝臓

 午後3問:大腸

 午後4問:呼吸器系

 午後5問:血液

 午後6問:腎臓

 午後7問:目

 午後8問:耳

 午後9問:骨格系及び筋組織

 午後10問:脳や神経系の働き

 午後11問:薬の吸収

 午後12問:薬の代謝、排泄

 午後13問:薬の体内での働き

 午後14問:剤形

 午後15問:全身的に現れる副作用

 午後16問:皮膚に現れる副作用

 午後17問:医薬品の副作用

 午後18問:消化器系及び泌尿器系に現れる副作用

 午後19問:間質性肺炎

 午後20問:医薬品の副作用

令和5年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

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