午後第1問‐愛知県 令和5年度(2023年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「人体」の「消化器系」についての問題です。すべて基礎・基本事項です。テキストをきっちり読み込んでおきます。

午後第1問‐消化器系

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「消化器系は、飲食物を消化して生命を維持していくため必要な栄養分として吸収し、その残滓を体外に排出する器官系である。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。

 テキストを精読しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢b

 選択肢bの「消化液に含まれる消化酵素の作用によって飲食物を分解することを、機械的消化という。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「機械的消化」のところです。

 正しくは、「化学的消化」です。

 選択肢の記述は、「化学的消化」のものです。

 なお、「機械的消化」ですが、「口腔における咀嚼や、消化管の運動などによって消化管の内容物を細かくし て消化液と混和し、化学的消化を容易にする」となっています。

 他県でも、よくよく出るので、押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「嚥下された飲食物は、重力によって胃に落ち込むのでなく、食道の運動によって胃に送ら れる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。解説のしようがありません。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「胃腺から分泌されるペプシノーゲンは胃酸によって、炭水化物を消化する酵素であるペプ シンとなり、胃酸とともに胃液として働く。」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「炭水化物」のところです。

 正しくは、「タンパク質」です。

 「ペプシノーゲン→ペプシン」は、よく出るカタカナ語なので、ガチで押えておきましょう。

 「ペプシノーゲン・ペプシン・ペプトン(胃)」も、参考にしてください。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「正」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:1

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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人体

 午後1問:消化器系

 午後2問:胆嚢及び肝臓

 午後3問:大腸

 午後4問:呼吸器系

 午後5問:血液

 午後6問:腎臓

 午後7問:目

 午後8問:耳

 午後9問:骨格系及び筋組織

 午後10問:脳や神経系の働き

 午後11問:薬の吸収

 午後12問:薬の代謝、排泄

 午後13問:薬の体内での働き

 午後14問:剤形

 午後15問:全身的に現れる副作用

 午後16問:皮膚に現れる副作用

 午後17問:医薬品の副作用

 午後18問:消化器系及び泌尿器系に現れる副作用

 午後19問:間質性肺炎

 午後20問:医薬品の副作用

令和5年度 愛知県 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・令和5年度 インデックス

 ・基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(午後 第1~第20問)

 ・薬事に関する法規と制度(午後 第21~第40問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(午後 第41~第60問)

独学向け教材

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