96問‐関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県) R1年度(2019年度)過去問と解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、広告規制についての問題です。難しいところはありません。テキストや過去問で、基礎・基本事項を押えて臨んでください。

96問‐広告規制

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢a

 選択肢aの「承認された医薬品については、誇大広告等の禁止が法で規定されているが、承認前の医薬品については、法に基づく広告の禁止の規定はない。」ですが、誤った記述です。

 承認前の医薬品も、規制対象です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢b

 選択肢bの「医薬品の販売広告に関する規制は、法に定められているため、他の法律の規制は適用されない。」ですが、誤った記述です。

 「景表法(けいきょうほう‐景品表示法)」などでも、規制されています。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢c

 選択肢cの「法では、医薬品の誇大広告等の禁止は、広告等の依頼主だけでなく、その広告等に関与するすべての人が対象となる。」ですが、正しい記述です。

 トカゲのしっぽ切り的な脱法行為を予防しています。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢d

 選択肢dの「POP広告(小売店に設置されているポスター、ディスプレーなどによる店頭・店内広告)は、医薬品の広告に該当しない。」ですが、誤った記述です。

 常識的に考えて、たとえば、「ポスター」なら「メチャクチャ良く効く、すぐ効く、皆に効く、副作用ゼロ」なんて、誇大な広告をしてもよい、ってなわけがないですね。

 POP等も、広告規制の対象です。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

答え

 「a」は「誤」です。

 「b」は「誤」です。

 「c」は「正」です。

 「d」は「誤」です。

 「正しい組み合わせ」は、

 正解:5

 さて、最終解答でミスったのなら、必ず、「登録販売者の解答は2回念押し‐最終得点は2~3点上がる」に、目を通しておきましょう。選び方を変えるだけで、点が取れます。

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法規

 81問:薬機法の目的・・・「ふつう」。

 82問:要指導医薬品・・・「ふつう」。

 83問:一般用医薬品・・・「ふつう」。

 84問:毒薬劇薬・・・「ふつう」。

 85問:容器・被包の記載事項・・・「ふつう」。

 86問:医薬部外品・・・「ふつう」。

 87問:化粧品・・・「ふつう」。

 88問:保健機能食品等・・・「ふつう」。

 89問:医薬品の販売業・・・「ふつう」。

 90問:薬剤師不在時間・・・「ふつう」。

 91問:店舗販売業・・・「ふつう」。

 92問:指定第2類医薬品・・・「ふつう」。

 93問:掲示板の掲示事項・・・「ふつう」。

 94問:特定販売・・・「ふつう」。

 95問:濫用等のおそれのある医薬品・・・「ふつう」。

 96問:広告規制・・・「ふつう」。

 97問:販売方法規制・・・「ふつう」。

 98問:監督処分‐業務停止命令・・・「ふつう」。

 99問:適正広告基準・・・「ふつう」。

 100問:苦情・相談・・・「ふつう」。

R1 関西広域連合 科目別

 弱点克服等には、以下のリンクで、科目別に演習してください。

 ・R1 関西広域連合 ガイダンス

 ・医薬品に共通する特性と基本的な知識(第1~第20問)

 ・主な医薬品とその作用(第21~第60問)

 ・人体の働きと医薬品(第61~第80問)

 ・薬事に関する法規と制度(第81~第100問)

 ・医薬品の適正使用と安全対策(第101問~第120問)

独学向け教材

 使用教材の詳細は「教材レビュー」に述べていますが、読むのが面倒な人は…、

 テキストは、初心者向けでオマケ付きの「 らくらく完全攻略!登録販売者試験合格テキスト&問題集 第4版 」で…、

 過去問は、掲載問題数が一番多い「 超重要!登録販売者過去問題集 '24年版 (2024年版) 」を使えば支障ありません。

こまごましたもの

 登録販売者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 興味のある方は、「登録販売者の投稿記事 」の「登録販売者:語呂合わせ」や「登録販売者:まとめ」、「登録販売者:憶え方」などをお目汚しください。

 そのほか、「登録販売者:医薬品」や「登録販売者:生薬」、「登録販売者:漢方処方製剤」で、ヒマな時間を潰してください。

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